できごとまた「維新」離れ 「発言に違和感」…元衆院選公認候補者が天理市長選にくら替え2013.6.21 09:26

  • [PR]

できごと

また「維新」離れ 「発言に違和感」…元衆院選公認候補者が天理市長選にくら替え

2013.6.21 09:26
天理市長選に、無所属で出馬を表明した並河健氏。昨年の衆院選では日本維新の会の公認で立候補していた

天理市長選に、無所属で出馬を表明した並河健氏。昨年の衆院選では日本維新の会の公認で立候補していた

 任期満了に伴う奈良県天理市長選(10月13日告示、20日投開票)で、元外務省職員の並河健氏(34)が20日、市役所で会見し、無所属で立候補すると正式に表明した。並河氏は、今期限りで引退を表明した南佳策市長(76)に触れ、「南市政を継承し、さらに発展させていきたい」と述べた。

 並河氏は昨年12月の衆院選で、市を含む奈良2区に日本維新の会の公認で立候補していた。

 市長選へのくら替え立候補について、「地方の魅力を発掘し、活性化させたいという思いに変わりはない」とした。

 政党との関係については「県内の政党とは、いい協力関係を築いていきたい」としながらも、維新に対しては「社会的弱者や女性の尊厳を軽視していると取られかねない発言があり、違和感がある」と連携の可能性を否定した。

 市の魅力について「大学や優れた医療機関、山辺の道など歴史文化資産もあり、交通の面でもアドバンテージ(優位性)がある」とし、「ポテンシャル(潜在力)を生かして、地域活性化のひとつのモデルにしていきたい」と述べた。

 並河氏は、大阪府箕面市出身。東大を卒業後、外務省入りし、民間企業を経て衆院選に立候補していた。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital