| 逮捕術は、柔道着に股当て、胴、面、小手の防具を付けて素手で戦います。一見、空手や合気道に似ていますが、いろいろな格闘技の要素がミックスされている、いわば実戦的格闘技です。警察官が犯人の急所を攻め、攻撃をかわし、武器を奪い、倒して制圧し、身体の自由を奪って手錠をかけて連行する基本動作を修得するという、非常に実戦的な内容になっていますが、その目的は、相手に与えるダメージを最小限度にして、相手を制圧し、逮捕することです。相手の急所を攻撃する「前突き」「胴突き」「前蹴り」、攻撃をかわして手の自由を奪う「小手返し」「受け止め」、制圧して手錠をかける「前固め」「後固め」などの技があります。一定のルールはありますが、実際の犯人逮捕時の「やるか、やられるか」という格闘を思わせる激しさを持っています。職務執行のために、また、殉職事故防止のために全警察官が体得しなければならない実技です。卒業までに逮捕術検定で初級に合格することが目標です。 | |