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もんじゅ 新たに約2300件点検漏れ6月21日 18時33分
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およそ1万件の点検漏れなどで、運転再開に向けた準備作業を行わないよう命令を受けた福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」で、新たに、安全上重要な機器を含むおよそ2300件の点検漏れが見つかったことが分かりました。
福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」では、およそ1万の機器で点検漏れなどが見つかり、先月30日に、国の原子力規制委員会が日本原子力研究開発機構に対し、保守や管理の体制を改めて構築するまで運転再開に向けた準備作業を行わないよう命じています。
原子力機構は、原子力規制庁による保安検査に合わせて独自にもんじゅの点検漏れを改めて調べた結果、制御棒の動きを確認する装置など安全上重要な機器を含むおよそ2300件の点検漏れが見つかったことが分かりました。
原子力機構は、「未点検の機器が増えたことで、さらに信頼を落とし、大変申し訳ない」と話しています。
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