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TPP、復興で持論 立候補予定5氏、登米で討論会

TPP参加などについて持論を述べる(左から)和田、岡崎、岩渕、愛知、皀の5氏

 7月4日公示、21日投票が見込まれる参院選宮城選挙区(改選数2)の立候補予定者による公開討論会が20日、登米市の登米祝祭劇場であった。出席者は、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題や震災復興、憲法改正をテーマに主張を述べ合った。
 登壇したのは、民主党現職の岡崎トミ子(69)、自民党現職の愛知治郎(43)、みんなの党新人の和田政宗(38)、共産党新人の岩渕彩子(29)、幸福実現党新人の皀智子(40)の5氏。地元の有権者ら約50人が来場した。
 岡崎氏は政府のTPP交渉参加方針について「国益が一番大事。生命、財産、健康が守られるか懸念がある」と述べた。
 愛知氏はTPP交渉参加に「消極的賛成」としつつ、「国益が守れないようなら堂々と撤退するべきだ」と話した。
 和田氏は復興政策について「仙台空港を民営化して世界の貿易拠点とし、真の復興に導くべきだ」と語った。
 岩渕氏は、憲法改正の発議要件を緩和する96条改正を「禁じ手で、立憲主義を根本から否定するものだ」と批判した。
 皀氏は「守るべきは他国が作った憲法ではなく国民だ」と語り、戦力保持のため憲法を改正するよう主張した。
 公開討論会は、とめ青年会議所が主催した。5氏がそろう討論会は、17日の仙台会場に続き2度目。


2013年06月21日金曜日


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