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食品表示を一元化 新法成立6月21日 11時36分
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賞味期限や栄養成分などの食品の表示は、これまで3つの法律によって定められていましたが、これらを1つの法律にまとめた食品表示法が21日の参議院本会議で可決・成立しました。
食品の賞味期限や保存方法、栄養成分などといった表示は、これまで、食品衛生法とJAS法、健康増進法の3つの法律でバラバラに定められていたため、消費者と食品事業者の双方から「分かりにくい」という指摘が寄せられていました。
こうしたなか、21日、新たに成立した食品表示法は、こうした食品に関する表示を一元的に定めています。
また、これまで事業者の判断に任されていた、たんぱく質や炭水化物などといった栄養成分の表示も食品によって義務化することができるようになり、消費者庁は、今後、どの食品を対象にするか、議論を進めることにしています。
森消費者担当大臣は「長い間の課題だったがようやく、一歩進むことができる。
今後は、消費者団体など関係者の意見をしっかりと取り入れ、できるだけ早く、取り組みを進めたい」と話していました。
21日成立した食品表示法は、今後2年以内に施行されます。
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