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〔金利マーケットアイ〕国庫証券買い入れ、「落ち着いた結果に意外感」の声

2013年 06月 21日 12:02 JST
 
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[東京 21日 ロイター] -

〔金利マーケットアイ〕

<11:50> 国庫証券買い入れ、「落ち着いた結果に意外感」の声

日銀が実施した国庫短期証券の買い入れ結果は、オファー額1兆円に対して応札額は2兆4996億円。1兆0001億円が落札された。応札倍率は2.50倍と前回3.69倍を下回った。案分利回格差プラス0.004%、平均落札利回格差プラス0.006%、案分比率62.4%。買い入れ結果について市場では「オファー額1兆5000億円を期待していた向きもいると思うので、1兆円のオファーは少ないとみていた。したがって、予想では甘い結果になるとみていたが、意外に落ち着いた結果になったとの印象を持っている」(短資会社)との見方が出ている。

<11:15> 翌日物0.07%中心、レポGC0.10%近辺と横ばい圏

21日午前の短期金融市場では、無担保コール翌日物金利は0.07%中心での取引。主な取り手は地銀、信託など。当座預金残高が80兆円を超え、過去最高規模に膨らむ中、資金需要は限られているが、週末ということもあり、前営業日比較でやや強含んだ。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCのT+1レートは、0.10%近辺と横ばい圏。日銀は国庫短期証券の買い入れを通告した。オファー額は1兆円、スタート日は6月25日。

ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。中心限月2014年3月限は前営業日清算値比0.5ティック安の99.755。

<11:05> 国債先物は大幅続落、長期金利0.875%に上昇    国債先物は大幅続落で午前の取引を終えた。20日の米債安、同日の円債の夜間取引が軟調、LIFFE円債市場の先物9月限が東京大引けを下回ったことで、短期筋の売りが先行。序盤は比較的落ち着いていたが、中盤以降、変動率を高めながら売り圧力が強まった。期待された日銀オペが見送られたことも影響して、一時は前営業日比78銭安まで売られる場面があった。現物債は中期ゾーン以降の利回りに上昇圧力がかかった。長期金利は6月12日以来となる0.890%に一時急上昇した。先物主導で銀行勢などを中心としたリスク回避的なポジション調整が見られた。超長期ゾーンも軟調。20日の米債市場でベアスティープしたことが影響しており、円債でも残存期間の長いゾーンへの売り圧力が強まったとの見方が出ていた。一方で、押し目買いも入っており、米債利回り比較で見ると、底堅さもみられた。

国債先物中心限月9月限の前引けは、前営業日比49銭安の142円09銭。長期金利は同4bp高い0.875%に上昇。

<10:35> 超長期ゾーン軟調、米債のベアスティープ化が影響の声

超長期ゾーンが軟調。20年超長期国債利回りは一時前営業日比3.5bp高い1.765%まで上昇、30年超長期国債利回りも前営業日比2bp高い1.880%で推移。市場では「20日の米債市場でベアスティープしたことが少なからず影響しており、円債でも残存期間の長いゾーンへの売り圧力が強まっている」(国内金融機関)との声が聞かれた。また、国債先物が前営業日比78銭安まで売られる場面があり「日銀の国債買い入れオペへの期待があったので、きょうオファーされなかったことが要因」(同国内証券)との見方が出ていた。

<10:01> レポGCレート横ばい圏、ユーロ円金先は動意薄      レポ(現金担保付債券貸借取引)GCは横ばい圏。T+1レートは0.10%近辺になる見込み。市場では「24日は国庫短期証券の発行要因があるが、大幅な余剰となった20日の資金が回っているようで、レートの上昇が抑制されている」(国内金融機関)との声が聞かれた。

 日銀は、朝方の定例調節で即日実施のオペを見送った。無担保コール翌日物金利は0.07%中心での取引。主な取り手は地銀、信託など。当座預金残高が80兆円を超え、過去最高規模に膨らむ中、資金需要は限られているが、週末ということもあり、前営業日比較でやや強含みにある。

ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。中心限月2014年3月限は前営業日清算値比0.5ティック安の99.755で推移。

<09:20> 国債先物が下落幅拡大、長期金利一時0.890%に急上昇

国債先物が下落幅拡大。9月限の寄り付きは前営業日比12銭安だったが、一時は同63銭の下落となった。市場では「冷静な立ち上がりだったが、現状は短期筋からの売り圧力が強まっている。新しい材料が出たわけではなく、米金利の上昇が影響し、ポジションの調整が継続している」(外資系証券)との声が聞かれる。また、長期金利は一時前営業日比5.5bp高い0.890%に急上昇。国債先物への連動性が強まっているとの見方が出ていた。足元は同4.5bp高い0.880%と利回りの上昇幅を縮小。変動率が高い。

<08:58>  長期金利が上昇、リスク回避的なポジション調整との見方も

長期金利が上昇。足元の10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比1.5bp高い0.850%での推移。市場では「先物主導で銀行勢などを中心としたリスク回避的なポジション調整が見られる。ポイントは、前日もそうだが、0.850%で押し目買いが入り利回りは低下基調になっており、この基調がきょうも続くか注目したい」(国内証券)との見方が出ていた。中期ゾーンの利回りにも上昇圧力がかかっている。

<08:50> 国債先物は続落でスタート、米債安の流れ引き継ぐ

国債先物は続落でスタート。9月限の寄り付きは前営業日比12銭安の142円46銭。20日の米債安、同日の円債の夜間取引が軟調、LIFFE円債市場の先物9月限が東京大引けを23銭下回ったことで、短期筋の売りが先行。もっとも、市場では「不安定な外為相場と日経平均株価の推移を見極めてから動く市場参加者も少なくないだろう。まだ、様子見の段階にある」(国内証券)との声が聞かれた。

20日の米10年債利回りは2.401%と、前日から約5ベーシスポイント(bp)上昇。一時は2.471%をつける場面もあった。

<08:35> 翌日物は0.07%中心、大手行は0.065%ビッド

無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引されている。主な取り手は地銀、信託など。大手行は0.065%ビッド。市場では「当座預金残高が80兆円を超え、過去最高規模に膨らむ中、資金需要は限られているが、週末ということもあり、前営業日比較でやや強含みにある」(国内金融機関)との声が聞かれた。

日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は83兆5000億円、準備預金残高は64兆9000億円程度となる見込み。

<07:14>  翌日物は0.065─0.07%中心か、当預残は83.5兆円見込み

無担保コール翌日物は0.065─0.07%を中心に取引される見通し。当座預金残高が80兆円台で過去最高規模で推移する見込みで、資金ニーズは限られるとみられている。市場では「際立つ決済要因がない中、0.065%での出合いが多くなるのではないか」(国内金融機関)との見方が出ていた。

20日の加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比0.002%高い0.075%だった。

日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は20日に比べて1000億円増の83兆5000億円程度になる見込み。残り所要積立額は1兆0100億円。

 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。