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〔外為マーケットアイ〕ドル97円後半、オプション市場ではドルコールの買い活発化

2013年 06月 21日 15:04 JST
 
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[東京 21日 ロイター] -

〔外為マーケットアイ〕

<15:01> ドル97円後半、オプション市場ではドルコールの買い活発化

ドル/円は97.78円付近。日経平均 の急上昇に連動してドル高/円安に振れている。ただ、前日の海外市場では98円台で跳ね返されたため、今晩の米国株が落ち着くか見極める必要があり、現時点では98円台で買いを膨らませていく機運にはないという。

一方、市場では「通貨オプション市場ではドルコールの買いが昨日あたりから結構入ってきている。円安方向をにらんだポジショニングが出てきている」(邦銀)との声が出ている。

<13:57> ドル97.68円まで上昇、日経平均の上げ幅100円超で

ドル/円が97.68円まで上昇した。東京株式市場では日経平均 が騰勢を強め、上げ幅は100円を突破しており、ドル/円も持ち上げられている。

<13:41> ドル97.38円付近、株反発で落ち着き

ドル/円は97.38円付近。きょうは米国で主要な経済指標の発表がなく、積極的にポジションを展開しにくいという。市場では「(前日にダウ工業株30種平均が大きく下落した割に)日経平均があまり下がらないからドル/円も落ち着いている」(欧州系銀行)との声が出ている。

東京株式市場では日経平均 が下げ渋り、プラス圏に浮上している。

<11:46> ドル97円前半、にわかロングの荷もたれ感から上値が重い

ドルは97.10円付近。市場では短期筋による「にわかロング」(超短期のドル買い持ち)が膨らんでいるとされ「その荷もたれ感から上値が重くなっている」(FX会社)という。

下値では95円割れの水準には損失確定の売りオーダーが並ぶという。

前週、ドルは93円後半まで急落したが、「そこ(93円後半)で底固めできたとは言い難い。もう一度95円を試して、割り込まなければ、下値が固まったとみることができるだろう」(同)という。

<11:11> ドル97円前半、中国の5年CDSが130bps台に拡大

ドルは97円前半で上値が重い展開。為替市場では「中国でのクレジットクランチをめぐる緊張感や懸念から、ファンド勢が引き続き新興国のポジションを手じまっている」(外銀)との指摘が出ていた。

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、中国の5年物CDS が131.00/136.50bpsの気配と、引き続き上昇圧力にさらされている。   21日の中国短期金融市場で、指標となる7日物レポ金利 (加重平均)が8.2450%と付近まで低下し、流動性ひっ迫がいったん緩和した。市場では、中国人民銀行が、主要国有銀行にキャッシュオファーのガイダンスを行ったとの観測が広がっている。

一方、中国・香港株式市場では、中国短期金融市場で、金融機関の資金繰り状況が一段と悪化するとの警戒感から銀行株中心に売りが広がっている。

<10:17> ドル97円前半、米10年物国債利回りは2.43%付近へ小幅上昇

   ドルは97.25円付近で底堅い。米長期債利回りの上昇もドル/円の下支えになっているという。

米10年物国債利回り は2.43%付近(ビッドサイド)で、前日ニューヨーク終盤の2.42%から若干上昇。同利回りは5月末時点で2.17%付近だった。

米連邦準備理事会(FRB)が20日発表した19日時点の外国中央銀行の市場性証券保有高は3兆3040億ドルで、前週比103億2900万ドル減少した。内訳は財務省証券が69億1500万ドル減の2兆9660億ドル。政府機関債が36億0300万ドル減の2991億6000万ドルだった。   外国中銀による市場性証券保有高は5月末時点で3兆3171億ドルだったので、過去20日間で132億4000万ドル減少した。

市場では、中国等、米国債保有国の最大手が、引き続き保有を圧縮しているとの観測が出ている。

<09:26> ユーロ1.32ドル前半で軟調、IMF「ギリシャ審査が7月末までに終了すれば問題生じず」

ユーロは1.3215ドル付近で軟調気味。一時1.3198ドル付近まで下落した。ユーロ/円は128.50円付近で、朝方の高値128.85円から下落。

為替市場ではギリシャ支援をめぐる不透明感がユーロの重しになっている。   国際通貨基金(IMF)のスポークスマンは20日、対ギリシャ支援プログラムについて「予定通り審査が7月末までに終了すれば、来年7月末まで資金が提供され、融資の面で問題は生じない」との声明を発表し、ギリシャが支援プログラムを迅速に実行すれば資金的な問題に直面することはないとの見通しを示した。

20日付の英フィナンシャル・タイムズ紙は、ユーロ圏諸国が対ギリシャ救済プログラムの不足分の穴埋めに応じなければ、IMFが来月、支援を停止する可能性があると報じた。

またロイターは19日、ギリシャ国債を保有する一部債権者が同国債の借り換えに難色を示し、今年の同国予算が20億ユーロ(27億ドル)不足する恐れがあると伝えた。 一方、ユーロ圏財務相会合のダイセルブルーム議長は20日、「支援プログラムに資金不足は生じていない」と述べ、ギリシャ政府に対し、債権者が最新の審査を完了して金融支援の次回分が実施できるように作業を進めるよう求めた。

<08:32> ユーロ1.32ドル前半、ユーロ圏の流動性供給なければIMFのギリシャ融資停止も=FT紙

ユーロは1.3235ドル付近。英ファイナンシャルタイムズ紙は20日の電子版で、国際通貨基金(IMF)が、ユーロ圏のリーダーらが対ギリシャ支援で発生している30―40億ユーロのギャップ(資金の拠出不足)を埋める意志がなければ、来月末までに支援金の支払いを一時的に停止する、と報じた。

市場筋によれば、同報道をきっかけに米国株は下げ幅を拡大し、ドル/円もニューヨーク市場終盤にかけて急落したという。

FT紙によると、拠出不足は、ユーロ圏の複数の中銀が、ギリシャが昨年合意した縮小版の民営化プランでさえ計画通りに進んでいないことを理由に、同中銀が保有するギリシャ国債の借り換えを拒否しているために生じている。

ギリシャ支援協議に関わっている複数の事務方によれば、これまでのケースとは異なり、今回はギリシャの責任ではなく、ユーロ圏の支援国の問題だという。

<07:35> きょうの予想レンジはドル96.80―98.10円、ダウ大幅安に対する日経平均の反応を注視

ドル/円は97.34円付近、ユーロ/ドルは1.3225ドル付近、ユーロ/円は128.70円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が96.80―98.10円、ユーロ/ドルが1.3180─1.3280ドル、ユーロ/円が128.00―129.50円。

20日終盤のニューヨーク外為市場は、ドルが円やユーロなど他の主要通貨に対して続伸した。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が前日、年内にも資産購入プログラムの縮小に着手すると述べたことで、引き続きドルが買われる展開となった。

しかし、ニューヨーク市場後場に入って英ファイナンシャルタイムズ紙が、国際通貨基金(IMF)がギリシャへの融資を停止すると報じたことををきっかけに米株価が下落し、リスク回避の流れが強まって、ドル/円は急落した。   この日は、週末を控え利食いや調整売りが出やすいとみられているが、まずは「昨夜のダウ急落を日経平均がどう受け止めるかが注目される」(外為アナリスト)という。

 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。