厚生労働省は21日、福島県中央部(中通り)の平均的な食事に含まれる放射性セシウムが2012年秋の時点で1年前の5分の1になったと発表した。年間被曝(ひばく)量は、0・0193ミリシーベルトから0・0038ミリシーベルトに下がり、国の許容(1ミリシーベルト)を大幅に下回った。
厚労省によると、地元や近隣のコメや魚、加工食品を購入し、平均摂取量をもとに年間被曝量を計算した。宮城も12年秋は0・0057ミリシーベルトで1年前の3分の1。東京は0・0022ミリシーベルトで15%減った。
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朝日新聞社会部