あと100日で誰か死ぬ・・などといういかにもサイコホラーな謳い文句と、どこにでもある都市伝説系のコワ〜イ噂(その数44!)を散りばめたストーリーで、
恐いモノ大好き兄ちゃん姉ちゃんのハートをガッチシキャッチ!・・すると思いきや、殆ど話題になることのなかった悲劇のアドベンチャーゲーム(プレイステーション/1999)。
難易度が高すぎて攻略本必須だとか、バグが多すぎるとか、様々な問題を抱えていたりするが、そんな事はこのゲームにとってあまり重要な事ではない。
この作品で注目されるべきはホラー的要素や操作性、ゲームバランスなどよりもむしろ、
個性豊かでリアリティあふれるキャラクター達とその世界観だろう。
主人公のクラスメートとして登場する幾人かのキャラに、「あぁ、こんな奴いたいた!」と懐かしさを覚えてしまうのは筆者だけではあるまい。
また、散歩シーン中での、実写取り込み(これはキャラクターも同様)による
実在感あふれる街の情景、
そして道行く人々の息遣いまでも聞こえてきそうなSEは(BGMなどという無粋なものは存在しない。)、
まるで自分がその情景に入り込み、主人公達とともに探検しているかのような錯覚すら覚える。
更に、やがて日が沈み、街に明かりが灯されはじめる、寂寞感漂う描写は見事で、プレイする者の心をとらえて離さない(と筆者は勝手に思っている)。
とにかく、ここはワタシがこの世で最も愛しているゲーム「夕闇通り探検隊」を語るぺージなのです
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