2007年10月15日

第579回 照明革命

日米共同プロ NAFTA(北米自由貿易協定)のボードメンバーであるIC INOVA社(Dr.クリフォード イトウ チェアマン)のコーディネートで、ニューパラダイムテクノロジー(山名靖英社長)と米国ウエストバージニア大学を軸とした共同開発体制が確立。テーマは、超高光度発光ダイオード(LED)及び面発光レーザーダイオード(LD)。今後2年間のうちにLEDについては、250lm/W(現在実用化されているものは50lm/W程度で、実験段階でも150lm/Wが最高値)の発光効率を目指し、LDは実用化段階に入ることとしています。このレベルのLEDが世に出ますと、紛れもなく世界で照明革命が起きるでしょう。消費電力が従来の蛍光・白熱等に比べて約10分の1。しかも、長寿命。
 このプロジェクトには、米国政府系機構15団体、UNISYS等の民間企業17社がパートナーとして支援するということです。今日、その記念シンポジウム、記者発表、パーティがザプリンスパークタワー東京で開催されました。17日には京都、11月にはワシントンでも開かれる予定です。実は、このビジネスリンクに中国塩城市とともに釧路市も参画できるチャンスをいただいています。
 まずは、共同研究開発の技術的リーダーであられる真部勝英博士(LED研究の第一人者)と笠原三紀夫博士(京都大学名誉教授・大気環境学会会長)を釧路にお招きして、公開シンポジウムを開催したいと思います。お二人とも、ニューパラダイムテクノロジー社の取締役です。
gekko946 at 23:59│Comments(2)今の話題 

この記事へのコメント

1. Posted by まっちゃん   2007年10月16日 10:04
すごい展開になってきました。ちょっとビビってます。今後無限大の可能性を秘めたLED産業に釧路も参画できる最大のチャンスですね。
2. Posted by つきた   2007年10月16日 10:34
釧路経済の体力で、本当にこのリンクの一員になれるのか、そういう点で不安がないわけでもありません。でも、いくしかないっしょ、って達観してます、今は。

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