クラウドコンピューティング特集
NTTコムウェア
「高付加価値提供、
業務効率アップを実現する
クラウドコンピューティングとは。」
「勝ち組」企業の共通点は顧客のニーズに対応した高付加価値の提供、フロント/バックオフィス業務の効率化である。
最近では、クラウドコンピューティング(以下クラウド)やスマートデバイスを活用し、これを実現しようとする企業が増えている。
成功のポイントはどこにあるのか。先進のクラウドサービスを提供し、信頼性にも定評があるNTTコムウェアに聞いた。
小売業などBtoCビジネスでも注目されるクラウドとスマートデバイス
山本 亮
CRM&
ビリング・ソリューション事業本部
営業企画部/担当課長
小売業などBtoCビジネスにおける国内市場は飽和状態であり、生き残り競争において、シェア獲得と収益性の向上は必須である。シェア獲得を達成するためには、商品のラインアップの拡充や品質向上だけでなく、消費者に商品そのものの良さや、優位性を認知してもらい、購買行動に繋ぐ「効果的な顧客誘引」を実現する必要がある。
また、収益性向上のためには、ムリ、ムダ、ムラを省き、生産性を強化することが重要である。例えば、販売員の接客品質の向上や、バックオフィス業務の効率化が挙げられる。
このような課題を解決するに当って、多種多様な情報をいつでも、どこでも、簡単に活用できるクラウドやスマートデバイスが注目されている。
「効果的な顧客誘引」を実現する「イメージベースAR」
スマートデバイスの台頭により、インターネットに触れる「場所」と「時間」が拡大し、消費者が受け取る情報量は爆発的に増えている。
NTTコムウェアの山本亮氏は「このような環境下では、自社商品の情報がうずもれないよう、消費者の認知・興味を引くことが大切」と話す。
最近になってその実現に最適なサービスも登場している。同社が提供する「イメージベースAR」がそれだ。「イメージベースAR」は、同社が独自に開発したAR(拡張現実)技術を応用したサービスで、アンドロイド携帯端末にインストールしたアプリケーションでポスターや雑誌などを撮影すると、その中に写った写真があたかも動き出したかのように動画が流れ出す。
たとえば、店頭で商品パッケージの写真を撮影すれば、商品の使い方やクチコミなどの情報を動画で配信し、レジやWebサイトに誘導し、購入を促すこともできる。
「すでに新聞や雑誌の広告に『イメージベースAR』を加えるといったお客様もいらっしゃいます。店頭での販促のほか、顧客向けパンフレットやマニュアルにも活用できます」(山本氏)。
同社では、専用アプリケーションの作成からサーバーの運用まで提供するというから頼もしい。
企業は動画などの素材を準備するだけで容易に消費者の印象に残るプロモーションができる。
*「SmartCloud(スマートクラウド)」は、NTTコムウェア株式会社の登録商標です。