銅電線の出荷量が半年ぶりに前年実績を上回った。日本電線工業会(東京・中央)が20日まとめた5月の銅電線出荷量(推定値)は前年同月比2.1%増の5万4200トンだった。首都圏などで供給が増えているオフィスビルなどの屋内配線用の出荷が堅調なため、出荷量全体の増加につながった。
銅電線出荷量の4割以上を占める建設向けは同9.5%増の2万4400トンと13カ月連続で前年を上回った。都市部の再開発によるオフィスビルの配線に加え「学校などの耐震構造改修に伴う屋内用電線需要が強い」(同工業会)という。
一方、電気機械向けや自動車向けは出荷が減っている。電気機械向けは同5.1%減の1万2900トンと10カ月連続の前年割れとなった。自動車向けはエコカー補助金の影響で昨年の出荷が好調だった反動で同9%減の5300トンだった。
オフィスビル
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