ユーロ圏:6月消費者信頼感マイナス18.8-22カ月ぶり高水準
6月20日(ブルームバーグ):ユーロ圏では6月の消費者信頼感 指数がエコノミストの予想を上回り、1年10カ月ぶりの高水準となった。域内経済が過去最長のリセッション(景気後退)から脱却しつつある兆候が増えた。
欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会が20日発表した6月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)はマイナス18.8と、前月のマイナス21.9から上昇。改善は7カ月連続で、2010年7月以来最大の上昇となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト26人の調査中央値 ではマイナス21.5が見込まれていた。
別のエコノミスト調査では、ユーロ圏の1年半に及んだ景気後退局面は4-6月(第2四半期)に終了し、7-9月(第3四半期)に0.1%のプラス成長回復が予想される。
消費者信頼感指数の改定値および6月のユーロ圏景況感指数は27日に発表される。
原題:Euro-Area Consumer Confidence Rises to Highest in 22Months(抜粋)Eurozone June Flash Consumer Confidence: Summary (Table) (抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:アムステルダム Corina Ruhe cruhe@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.net
更新日時: 2013/06/21 01:17 JSTニュース一覧
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