NHK愛媛県のニュース　松山放送局

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職員逮捕で自立支援施設を捜索

女子高校生を裸にして写真に写したとして県立の児童自立支援施設の職員が逮捕された事件で、警察は２０日、容疑を裏付けるためにこの施設を捜索しました。
この事件は、愛媛県内に住む女子高校生の上半身を裸にさせ、スマートフォンで写真に写したとして新居浜市にある児童自立支援施設「県立えひめ学園」の職員、大森康隆容疑者（４３歳）が逮捕されたものです。
警察は２０日、身柄を松山地方検察庁に送りました。
これまでの調べによりますと大森職員は、警察の調べを受ける際、スマートフォンの写真を削除していましたが、警察がデータを復元して写真を見つけたということです。
警察は２０日、容疑を裏付けるため、大森職員が住み込みで暮らしていた部屋や職員室など児童自立支援施設の関係先の捜索をし、デジタルカメラやＵＳＢメモリーなどを押収したということです。
また、被害にあった女子高校生はこの施設で暮らしていたことがあることがわかりました。
児童自立支援施設は、さまざまな事情で家庭や地域に適応できない子どもが、立ち直りを目指して暮らす施設で、今回の事件は、本来、子どもを支える立場にある職員がその支えを外す行動をとった疑いがあることになります。
警察は事件に至った経緯を詳しく調べています。

06月20日　12時34分

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