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関電 大飯原発を新基準で申請へ6月14日 20時24分
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関西電力の八木誠社長は記者会見で、来月中に福井県にある高浜原子力発電所の3、4号機とともに、運転中の大飯原発3、4号機についても、新たな規制基準による適合性の審査を申請する考えを明らかにしました。
原発の運転再開には、来月18日までに施行される新たな規制基準に安全対策が適合しているか国の原子力規制委員会の審査を受けることになっています。
国内で唯一運転中の福井県にある大飯原発3、4号機については、定期検査でことし9月までには運転を停止する予定で、運転再開には新たな審査が必要になります。
これについて関西電力の八木社長は、14日、都内で行われた記者会見で、「新基準の施行後、速やかに申請したい」と述べ、新たな規制基準が施行される来月中に、審査を申請する考えを明らかにしました。
大飯原発を巡っては、地下の断層が活断層かどうかについて追加調査が行われていますが、八木社長は「これまでの調査でも活断層ではないと説明してきた」と述べて、運転再開に支障はないという考えを改めて示しました。
一方、関西電力は福井県にある高浜原発の3、4号機についても、来月中に運転再開に向けた申請を行う方針で、2つの申請は同時に行われる見通しです。
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