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2012年04月09日
引き続きアレルギーの第3話です
ごまアレルギーについて
懸賞応募のコメントをいただきました
その他=最近のニュースで気になっているのは、
子どもの「ごまアレルギー」。
金ごま社長はどうお思いですか?
ぜひご意見を聞きたいです。
引き続きアレルギーの第3話です
第3話に入る前に
今一度アレルギーとは?勉強して見てください
なかなか難しいし、アレルギー症状の種類が様々あります
人は免疫力によって快適な健康生活を得ることができます
自分の体にとって不都合な物質を排除しようとする働きがありますが、
免疫力の低下や特定の物質に過剰反応して異常反応をすることが
アレルギーといわれます
<代表的なアレルギーは以下の通り>
食物アレルギー
動物アレルギー
金属アレルギー
薬物アレルギー
ラテックスアレルギー
花粉症
ごまアレルギーは食物アレルギーの一つですが、
その原因物質について詳しい情報がありません
ごまの何に対して、
ごまの油の何に対してアレルギー反応をおこすのか詳しい情報を
知りたいところです
食物アレルギーの原因食品には蛋白質が原因成分であったり、
その食品の特定成分がアレルギー症状を引き起こします
ごまを食べてもいりごまは
消化しにくいのでアレルギー反応を起こさないともいわれています
かごまの成分で多いのは油分(ごま)油と蛋白質です
ごまやごま油でアレルギーを起こすのは、
ごまに含まれる蛋白質かまたは他の特定成分でしょうか?
五訂食品成分表によるといりごまで、
蛋白質で20.3%、油分(ごま)油54.2%、あります
消化器官の未発達の子供に卵、乳、小麦などの蛋白質が、
アレルゲンとなるためといわれています
全卵生たまご:蛋白質12.0%、脂質13.0%
普通牛乳:蛋白質3.3%、脂質3.8%
小麦:10.6%、脂質3.1%
あくまでも推測ですが、
蛋白質で20.3%もあるごまが
アレルゲンとなる可能性は高いと思われます
栄養価が高いので離乳食などに利用したいと思いますが、
出来たら乳児の離乳食には避けた方が良いと思われます
食物アレルギーは消化器官が発達する12歳ごろから
改善されるといわれていますがそのまま続くという方もいます
無責任なことを言われませんので、
ご家族にアレルギーの方がおられましたら、
どうかドクターに相談ください
さて次に
ごまの油のアレルギーについてお話をさせていただきます
五訂食品成分表によると
焙煎ごま油:蛋白質0%、脂質100%となっています
蛋白質は0%ということは、
ごまアレルギーが発症するのは蛋白質以外の要因といえます
× リノール酸リッチ説
アトピーの発症原因の一つに脂肪酸バランスやリノール酸リッチが
その代謝を阻害したりしてアトピーを悪化させたり発症するともいわれています
(当社のエキストラバージンセサミオイルはリノール酸とオレイン酸が拮抗しています)
オレイン酸:39.7%
リノール酸:39.6%
αーリノレン酸:0.6%
となっています
× 焙煎ごま油は酸化している説
一部の情報によりますと
高温で焙煎した焙煎ごま油は酸化しやすいといわれます
反対に高温で焙煎する方が抗酸化物質が増えるとの学説があります
(現在では、酸素を遮断して焙煎・搾油する方法もあるそうです)
もともと焙煎ごまの原料は食用ごまとは別に安価のごまが使われます
そのごまの原料にはすでに酸化が進んだごまがある可能性があります
ごま油の焙煎臭が好きだと言われる方が多くあります
焙煎臭は高温で加熱すると搾油効率が上がります
焙煎温度を高めると原料が褐変しますその褐変する成分に蛋白質が
含まれていますが数値に出ない微量な量が残ったり、
アレルギーを引き起こさす成分に変化している可能性があります
× ごま油の抽出方法に問題アリという説
ごま油に限らずオリーブオイルや植物油の搾油は効率よく絞るために、
化学的抽出方法がとられています
健康食品関連の方が差別化として訴えは圧搾方法です
圧搾方法は、溶剤(ヘキサン)や中和剤を使わないから安全が売りです
圧搾方法でも搾油後には消泡剤が使われたり、
水洗い(不純物除去)や濾過の時間をかけて商品化されます
だんだん如何に当社の金ごま油が良いかと
我田引水、手前ごま油になってきましたが、
どうかこのまま引き続きお読みください
私は焙煎ごま油をとりすぎると胸やけを起こします
店主は油を売るのも絞るのも得意です
油のブログ
ごま油の製法は過去に勉強をしたことがあり、
出来たら理想のごま油を創ってみたいと長年思っていました
環境がたまたま整いましたところで
金ごま油を開発することが出来ました
これならアレルギーにはならないなんて決して言いませんが
商品詳細を一度ご覧ください
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<<利他喜働>>>
1.利他の前に自己の確立に努力せよ。
2.他人が喜ぶ利益のために喜んで働きなさい。
3.人様の健康を願って笑顔で「食は喜び」を拡げよう。
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金ごま社長のごま談義
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クックパッドの金ごま味人
投稿者 kuma : 2012年04月09日 14:53