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2013年6月20日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):みずほFG、野村HD、GSユアサなど

みずほFG<8411>:198円(前日比+4円)
買い優勢。全体相場がさえない動きの中、アナリストの高評価が相次いで観測されていることで、メガバンクは堅調な展開となっている。同社に関しては、ゴールドマン・サックス(GS)が投資判断を「中立」から「買い」に格上げで、目標株価を260円としている。自己資本比率の上昇に向けた政策保有株の売却に向けて、社内的にも応諾をとるインセンティブを有していることを評価と。また、16.3期の配当予想を6円から7円に引き上げへ。そのほか、野村では目標株価を240円から270円に、シティでも目標株価を300円から320円にそれぞれ引き上げている。

野村HD<8604>:742円(同-10円)
売り先行。注目されたバーナンキFRB議長会見では、量的緩和策の早期縮小が示唆される形となっている。縮小時期のコンセンサスが早まる状況となり、豊富な余剰マネーの流入が相場上昇の原動力となっていた株式市場には、先行き不透明感も強まる方向に。つれて、比較的底堅い銀行株と比較して、証券セクターは軟調なスタートになっている。

GSユアサ<6674>:441円(同+34円)
急伸。独ボッシュ、三菱商事<8058>とエコカー向け電池事業で提携すると報じられている。来年1月に合弁会社を設立、1回の充電による走行距離を現行の2倍にできる新型電池を開発すると。自動車部品世界最大手であるボッシュとの協業で実用化への期待感が高まるほか、リチウムイオン電池分野における同社の優位性の高さなども改めて意識される状況に。

戸田工業<4100>:284円(同+16円)
人気化。エコカー電池で日独連合との報道が伝わっており、自動車用リチウムイオン電池の市場拡大につながっていくとの思惑が高まる状況になっているようだ。リチウムイオン電池の正極材を手掛けている同社などにもメリット享受への期待が高まる。そのほか、チタン工<4098>や関東電化<4047>などにも関連銘柄として物色が向かっている。

JFE<5411>:2251円(同+72円)
買い先行。ポスコの日系ユーザー向け4-6月の契約価格は大幅に値上げと一部で伝わっている。値上げ幅は1トン当たり5000-7000円程度になったもよう。今後は日系メーカーの値上げが連想される状況になっているようだ。また、クレディ・スイス(CS)では、鉄鋼セクターの投資判断を「マーケットウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、中国鉄鋼市況の下げ余地が限定的になってきたと評価している。個別では、同社と新日鉄住金<5401>の投資判断を「アウトパフォーム」に格上げ。

日立建機<6305>:2082円(同-99円)
下げ幅を広げる。中国の6月HSBC製造業PMIは48.3となり、市場予想の49.1を下回っている。前月は7ヶ月ぶりの50割れとなる49.2であったが、さらに一段と低下する格好に。中国景気の底打ち感が見出せないなか、中国関連の代表銘柄となる同社への警戒感も拭えないようだ。

ニコン<7731>:2352円(同-118円)
軟調。シティでは4-6月期の決算プレビューを行っている。会社側計画は上半期が営業利益250億円、前年同期比33%減益、通期では850億円で同67%増益だが、シティでは第1四半期営業利益は対通期計画進捗率10%前後の低水準にとどまるとみているようだ。デジカメ事業が軟調な推移と指摘している。

木村化工機<6378>:595円(同+24円)
上昇が目立つ。原発関連の材料株として関心が高まる展開のもよう。原子力規制委員会が新規制基準を決定、今後は再稼働申請が相次ぎ、電力需要が膨れる来夏には複数の原発が再稼働する見通しと伝わっている。原発関連各社にはビジネスチャンスの拡大が想定される状況へ。

長谷工<1808>:125円(同+5円)
しっかり。三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価は160円を継続としている。住宅価格の先高感台頭、金利の先高感の高まり、消費税増税による駆け込み需要の顕在化などを要因に、マンションの購入マインドは好転してきているとの指摘。

田中化研<4080>:373円(同+6円)
買い先行。GSユアサ<6674>と独ボッシュなどが、電気自動車などに搭載する電池事業で提携すると伝わったことが材料視されている。GSユアサとボッシュの技術を融合し、現行品と同コストで2倍の蓄電容量を持つ電池システムを実用化する見込み。同社はリチウム電池向けの正極材を手掛けており、電池関連の一角として物色が向かっている。

クリレスHD<3387>:3020円(同+59円)
買い優勢。上期の営業利益見通しを21億円から22億円へ、通期見通しを40億円から42億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。売上高は想定通りとなった一方、コストコントロール施策が好調に機能したことが利益面に寄与した。同時に、大連亜恵社との間で合弁会社を設立し、中国市場において両社の経営資源を有効に活用して飲食事業の展開を行うと発表しており、アジア展開を評価も。

ナノキャリア<4571>:271200円(同+22600円)
大幅反発。核酸デリバリー用ミセル化ナノ粒子のプロトタイプを確立したと発表したことが材料視されている。抗がん作用を有するsiRNAなどの核酸を用いた薬効評価試験を積み重ねることで、効果が強く特徴の異なる3つのシステムの開発に成功したと。今後は商標をNanoFectTMに統一して企業へのライセンス活動を推進するほか、自社開発パイプラインとしての可能性を追及するとしている。

PD<4587>:9450円(同+590円)
大幅反発。同社やMDNT<2370>、コスモ・バイオ<3386>など、バイオ関連に強い動きが目立っている。昨日は米FOMCを控えて、バイオ関連を中心に中小型株には手仕舞い売りが膨らんだものの、本日は重要イベントを通過しあらためてリスクテイクの動きとなっている。なお、バイオ関連の上昇が牽引し、マザーズ指数は1%超の逆行高に。

楽天<4755>:1239円(同-17円)
さえない。スマートフォンでクレジットカード決済ができるサービスを手掛ける米ペイパルが、日本で同サービスの手数料率を5%から3.24%へと引き下げると伝わったことが嫌気されているようだ。事前に手数料率を引き下げた同社と同じ水準となる見込みで、競争激化懸念が意識される格好に。なお、本日は同社やDガレージ<4819>など、ネット関連の一角が軟調。《KO》

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