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かなり考え尽くした話、夜霧メインの話では最大規模のイベント!
決戦展開
4話 聖母と花散御前
とあるショタコンオーナー4話


>夜霧

この前の一件で命拾いというか

なんとか延命を勝ち取った。

(見逃してもらったといっても過言ではない)

遅くて次のオーナーサミット 3ヶ月後

もしくは一ヶ月後にはまた「白い魔王」が現れるかもしれない


それまでにそれなりの力を手に入れたい!



そう思っていた頃にコーディネーターに

「タイムオーバー」を告げられ、何かと思ったら


とりあえず正面の敵、元あるじのイベントに参加 エントリーまで終了

その通知が来た!


>コーディネーター

「いつまでも過去のトラウマとかがあると足かせになる」

『永続の呪い』(一部能力を低下させている)


「自分でその壁を乗り越えてみろ」

「新しい自分が手に入るはずだ!」




【作戦会議】

『一次予選』は大きいホールの会場で行う

票の格差がかなり有り、一般のお客の100票が審査員の一票と同価値

もちろん、勝つための工作として私の影響下のお客、スタッフ

(店の関係者も)一般の客として紛れ込む


今までの訓練で友好的なお客さんからすれば当然応援する存在ですらあり

『私が育てた!』と言っても過言ではない人たちは、

さらなる友達仲間に協力を仰ぐだろう

(無名の新人ライブイベントみたいだな)



さらに告知として自分の店にイベント参加のポスターも貼ってある!

(実はコーディネーターがコスプレイヤーズアーカイブ --コスプレ専門ソーシャルネットワーク(SNS)

勝手にそこに登録しており『250位圏内のランカー』にまで上がっていることを

本人は知らない!)

イベントではコスさせてないので、謎の存在、参加イベントの問い合わせも多い

今回あえて情報をリークして流した。)

『これは腐女子、貴腐人の戦線投入を意味する!』



審査員の内訳 半分50%は「敵の息がかかった存在」
でも一次予選ではそんなに露骨な表立った行動はしないと思われる

中立 どちらにでも転ぶのが35% 相手に対して元々気に入らないと思う敵対勢力は15%

数字の上では全てとっても50%引き分けにしかならない

だが、3人選ばれることから33%獲得すればいいわけだ

票が割れればさらに少ない獲得率でも通過ができる!


>コーディネーター

「これぐらいは自分で何とかしろ!」そう切り捨てられた。



『最終決勝戦』

小さい会場というか部屋で行われ密室の投票で決まる



「本当に吐き気がする集まりだ!」と罵り

談合で自分らの駒どれが優勝するか決められている!

票の獲得比率がすでに決まっている!

仲間内で賞を回しているだけだ。


(建築業の談合制度、入札価格をばらして 仲間内だけで仕事を取り回す仕組み)


それで自分らの権威を守る!

「お遊びもいいところだ!」


人材的には最上級のモデルのようなものはいない!

衣装の価値 製作者の銘 名前や価値で決めている節がある

人間はマネキン程度の価値しかないのか!


「人に合わせて衣装をクリエイトする存在からすればこれほどバカにした存在はいない!」

「事と次第によっては完璧に叩き潰す!」

初めて目にする怒りや憎悪という強い感情だった。


「私が直接指揮を執る!どんな手段でも使う気でいるので」

「ちっぽけな良心、優しさ 哀れみとかそういう感情は今回は捨てろ!」

「たとえ「兄弟子」やかわいい「後輩」が敵になっても潰す気でかかれ!」


>夜霧

「私は何をすればいい!」


>コーディネーター

「人格否定するようで悪いが、今回に限り、『完璧な駒』として動いてもらう」

「私の指示が絶対の『勅命』皇帝の言葉と思え!」

「そのうち自分で自由に羽ばたいて勝利をつかめるようになるさ」



その後打ち合わせ、サインの有無 AからZ 変化するキャラクターの性格の指示

数字で行動内容 A1そのキャラでどの行動をとるか

攻略目標 審査員に近づき友好度や好感度を上げるための方策

相手が好きな性格や理想の王子様を演じる

笑顔を送ることから 手を握る 紳士的な手の甲への口づけ 

なんならホテルのキーすら握らす

色々なパターンの工作 野球の監督を超えるような緻密で細かい指示の選択
コーディネーターは「軍師」と「実戦指揮官」を兼ねるような働きだ!



小型の首のアクセサリーのインカムで指示を飛ばし

夜霧の方は受信、聞くことしかできない!


これは私の一任での指示行動

失敗の責任は自分で取り戻す、指揮官は指揮官なりの責任の取り方

末端の駒に失敗の責任を押し付けることはしない!

裏方なので小声でつぶやいて目立たないところで戦場を把握
流れを見て絶妙のタイミングで仕掛け、撤収それの指示を繰り返す


夜霧が主役なので独り言をつぶやいている姿を見られるのもあまりよくない
という判断もあったようだ!

「前を向いて指示にだけ従え!疑問を持たず機械になれ!」

「私が何とかする!」

このチビのおねいさんがとてつもなく大きい頼もしい存在にすら見えた!

[newpage]


【イベント当日】


朝早くイベントホールの開場待ちの列

2列の長い列ができており、頃合を見計らってから

一番最初の命令が下された!

「待機列に軽く挨拶してこい!」

並んでいる人たちは多分暇している
お前の存在焼き付けてやれ!

「ただ通り過ぎればいい!声がかかれば笑顔や握手ぐらいはしてやれ!」


サクラとして仲間やお客がもぐりこましてあるので
早速、名前での声援がかけられ笑顔や軽い握手などして回ってきた。

握手求めてくる人たちには
知らない顔がかなりあり数多くの新しい「腐女子、貴腐人」の匂いが感じられた。

今まで知っているお客さんにも応援されてやる気ゲージがMAXになった。


>夜霧

「売りこみ行為、違反にならないのか?」


>コーディネーター

「規定には載っていない!」
「誰もまだしてないようだ!」


ツイッター見てにやにやしている!覗きこんだら
怖いものが飛んできた!

>「夜霧キュン可愛いよ ペロペロ」

>「握手してもらった!」この感触は忘れない!

>「この手は黄金のいやプラチナの右手 もう大事にする!」

>「私だけへの笑顔!」そういう題名で

画像までUPされてる・・・いつの間に撮ったんだか

このショタコンどもめ!(褒め言葉)



>コーディネーター

「寒い中、入場待ち暇なんだろうねえ色々と上がってる」
どう見てもコスプレ衣装目当てのネラーや腐女子
そのような集まりだな!」


コーディネーターにお世話になっている
上級のコスプレ レイヤーまで味方に付いているようだ
(数多くのランカーまで推奨支援行動)

至る所から以前のコスプレ画像までリンクが張ってある、
ランキング50位ぐらい上昇している これは増殖する!


>夜霧

「コスプレイベントではないのでは・・・」


>コーディネーター

「知ったことか!会場を私色に塗り替える!」

「お客様はカミサマデス」なぜに片言!

運営も人が増えるのは喜ぶだろ!




「これからが忙しくなるぞ」

「まず控室を制圧しろ!」

「一人でも多く敵を葬れ!早くしろ!」

(既に当日前に危険な存在、格上の上位陣数名は
裏工作でコーディネーターがリタイヤさせている)





「次にターゲットへの接近」

審査員へのあいさつ回り (パーティや大会社の忘年会のようなもの)
出世のための「好感度操作」売り込みというやつだ!




>夜霧

「やりたくないんだけどなあ」とため息をつきつつ、息を整え

控室のドアを力の限り蹴飛ばし!裏にいた一人を負傷させ!

近くのゴミ箱を力いっぱい蹴飛ばし相手にぶつけ威嚇行動を取った。

おとなしそうなかわいい子はあとで脅しをかけて実力の20%も出せないように

追い込むとして、とりあえず「挑発に乗って」相手から殴りかかってきたのがいれば

顔を避けて痛めつけ半殺しにする!

コーディネーターの指示では、その場で一番『偉いやつか強いやつ』

半殺しにできればその場は一片に制圧できる。

逆らう者がいなくなる!(乱暴な解決策だ)

ことが大きくなる前に短時間で決めろ!そこで誰が主導権を持つか決まる!



「バカにするセリフ」あることないこと浴びせかけた後

偉いやつが出てこなくても!第2攻撃目標 脳筋といわれるバカが出てきた、

面倒なのが顔には傷をつけるな!こちらも顔には食らうな!そう言われている!

顔を殴れない!相手の見苦しい大ぶりの攻撃 当たれば痛そうだが素早さがない!

踏み込みに合わせて足を払い転ばせて、すでに鉛が仕込んである靴で何度もけりを入れた!

周りに恐怖を伝染させるためにも

「踊れオラ!」

汚いセリフも浴びせかける

時間をかけるとまずいのでわき腹に強い一撃!肋骨が折れたかもしれない

外傷ではわからない再起不能な傷を与えた。


今を思うと無駄な訓練ではなかった!

(パシリの同人イベントでは毎回段ボール1.5箱分の荷物を抱えて帰っている)
(自衛隊の砂入リュックサック装備の訓練に相当)
(並びに最初のころはコーディネーターの鉄拳制裁が日課だった)
(ゲームアニメのコスプレで写真のための格闘訓練かなり仕込まれている)



その場を見回して相手に恐怖を植え付け!脅しをかけ

自分が倒した相手を外まで担ぎ出しほかの仲間に病院に送らせた!

「表向きは体調が悪くて家に帰らせた!」

「脅してそう口裏を合わせさせた!」


強制的に周りに同意を求め

「相手が殴り掛かってきたので正当防衛だよな!」

邪悪な笑みさえ見せつけた!

その瞬間!周りはすごい勢いで首をかくかく縦に振っている



終わってからいきなり疲れた。

(心の中でごめんねとつぶやき)
(でも一人の犠牲で済んでよかった!)
(皆への申し訳なさで心が一杯になりそうになる)


そこに次の指示

あいさつ回りでのお姫様に合わせた「王子様の演技」
相手の弱点、属性に合わせたピンポイント攻撃

個人に対しての人前での自然な美辞麗句

時には3人行動する審査員(お姫様) リーダー格を見定めつつまとめて好感度上げたり

時には孤立になるのを待って人のいないところで 大胆な行為 甘い誘惑 キス等の接触系の攻撃

強気でM系の女性に当たったり

かわいい子を演じてお願いして回ったり

軽い男を演じて誉めたてたり とにかく今までの試験の集大成だった。



コーディネーターの評価「達成率75%」コミケでの同人誌購入達成率なら戦死している

厳しいことを言われたがまずまずのようだ!





審査員の中に一人データにない女性がいて、

「おっとりで優しそう、そして芯は強そう」な方

凄い綺麗な衣装を着ているのでかなりの存在感のある方だった

うかつに近付いて誘惑しようとしたら腕をつかまれてひねられ

完璧に決められ抜け出せなくなった。(かなり痛い!)


「そんなウソの笑顔は女性に対して失礼よ!」

「ちゃんと真摯な視線で思ったことを相手に言いなさい!」


どこかで聞いたセリフをたしなめる様に言われ!解放された。

悪いイメージを与えたかなと落ち込んでいたら、相手は笑顔で


「これから頑張りなさい!」


上から目線、上位のお姉さん的な優しい言葉を残し去って行った!


[newpage]

ステージ上の戦いが始まった!

3回ステージに立つチャンスがある、お色直しで衣装を変える!

入場から退場まで好きなBGMも使えるようだ!

モデルのように入場して退場する作業、完璧な美しい姿勢での歩行が大事になるはずが・・・


コーディネーター色に染められコスプレイベントのような
応援やライブ会場 場違いな雰囲気を醸し出している

しかしながら客の大半がそれを求めてきているお客様だ!

お客によって会場が制圧されている

運営も困ってはいるが何も言えないでいるようだ!

(イメージ 長島☆自演乙☆雄一郎 東方コスプレ入場)

アニソンやゲームソング垂れ流しにしつつ

【リアルさいもえ男トーナメント】

先導アイチ→黒/李舜生→ウェイバー・ベルベット

歓声や悲鳴を受けながらコスプレでステージに立つのはどうなんだ?

と思いながら3回目の演技も終了した。




アニゲ衣装の選択、仲間内の投票で決めたらしい!

大多数の多数決での決定 民意の表れと言っても過言ではない!

皆の思いの結晶 皆の代表と考えればがんばらざろう得ない!


『一次予選の結果』

2位抜けだ!凄い!

お客さんからの票がかなり流れたようだ!

ステージから皆への熱いお礼も忘れない!

会場を覆い尽くす返答の歓声 思わず目頭が熱くなった

誰もがここの主役は私だと認めてくれたようだ!


会場が味方に付いていなければ健闘して4位あたりが濃厚
何とか皆の協力で乗り越えた!


問題が次の優勝を決める投票
密室談合としか思えないし
ひっくり返す手段すら思いつかない!

あとは私の出る幕はないだろう!


[newpage]

【最終戦】

審査員を集めての優勝を決めるための投票

一度形だけの衣装を着てのアピールがある。それだけだ、


ここからはあとはコーディネーターの独壇場だった。

まず異変が起きたのは、腹痛で離脱する人間が現れた


末端の人間 「パシリを大事」にしないからああなる


再度補給に向かわせたようだが入れ替えた飲み物や料理でも

気分が悪くなる人が出たようだ!

補給の壊滅した部隊ほど憐れな者はない

疑心暗鬼でもうまともな補給は無理だろう

(忠誠心の薄い末端の人間を取り込んだようだ。)


>コーディネーター

「おいおい!この会場大丈夫か!」

「主催者の顔を拝んでみたいぐらいだ」


わざとと聞こえるようにしゃべっている

開催者のメンツ丸つぶれの事態だ!


皆の体調を崩しつつ相手の権威を失墜させている!

暖房の制で時期に咽がやられるはずだ

まほうつかいやドラゴンは魔法やブレスを「封じられたに等しい」

上位のモデルが壊滅しだしてからは


>コーディネーター

「こんなものは衣装の展示会に等しい マネキンに着せて出したらどうだ!」


そういう皮肉を聞こえるようにまた声を出している


(戦場に出る前の段階で相手の主力を潰しているかなり卑怯で汚ない)

(昔に大和級 三番艦 信濃 空母戦艦就航時 戦場に出る前に
日本近海で魚雷のだましうちで沈められている それを卑怯と罵るのは弱者の戯言だ!)
(陰謀や策謀そういう地道な努力や相手の隙を的確に攻撃するスタイル)
(それが私だ!とすら言っていた!)


夜霧は混乱している、わざわざ自分の場所を教え敵を作る行為に何の意味がある!

一定の戦果、打撃を与えているのはわかる、時期に反撃が来るだろう!


相手から遠まわしなプレッシャーが来た!

「控え室で不自然なけが人が出たようですが知りませんか?」

「コスプレイベントにされてはこの集まりの品位が落ちる」

「本来無効にしてもいいのだが今回は寛大な処置で・・・」

『何か行動を起こしたら潰す!』そのような重しをかけてきた。


この場は自分らの権威を表すための場なので辞退させるより

噛ませ犬として踏み台にして比較対象にしたようだ。




控え室で

>コーディネーター

「相手の今回の決戦用の衣装のデータは分かっている」

「これ以上はないという過去のレリック(神話の遺物)芸術品」

「着物を中性的な男性に着せて出てくる!」

「こちらもそれに対抗するために着物でいく、相手も攻撃しづらいはず!」

「これは私のお下がりだ!お前にはもったいない代物だ!」

「星や月というか夜をイメージ」したかのような着物ここまで
美しい作りの着物は見たことがない!

いや、あの『おっとりとした女性の着物』もどことなく似たような空気を感じられる!


>夜霧

「あのデータにない女性がひとりいるんですが・・・」


>コーディネーター

「ああ、梵姉か、あれは今のところ敵ではない!
天然系だから正直どちらに転ぶかわからない、キニスルナ」

知り合いのようだ!


「これからは、自分のコレクションの衣装を最大限自慢して
自分の権威や力を誇示するだけの空間だ!」

「三位 二位 一位の順番でアピールがありそれで終わる!」

「あとは組織票での対決それだけだ!」

そして最後の展示前に問題が発生した!

攻撃対象を夜霧に変更され、第5派によるお酒での波状攻撃!

夜霧が酔わされた・・・


>コーディネーター

初めての動揺 あああああああっ

酒癖悪かったな(・ー・)オワッタナ・・・

『これは見捨てて逃げるか!』(冷静な判断、(;´Д`)酷いwww)

元主にワインでもツギに行ったと思っていたら

あたまからワインをかけてケラケラ笑っている

周りは真っ青だ!

瓶二本目すらかけている(誰か止めろよ!)

自分が捨て廃棄した存在にここまでされるとは屈辱以外の何者でもない


手遅れになる前に帰り支度を済まして撤収しようとしたら入口の扉出たところで

893さんとも言えるような人に囲まれ確保され 

服越しに銃のようなものまで突きつけられた。

動きからしてそんなに大した連中ではないと分かるが、私には戦闘力がない!


護衛連れてくるんだったと後悔すらした!

というか私の元専属だった護衛、既に偉くなり出世しすぎて
幹部になり、現場にすら出ていない!


「お帰りはまだ早いですよ!」

「会場に強制的に戻された」


ここの主催者 夜霧の元主は流石に怒っている!

今までの行為やここまでのことをしてくれた代償に

この対決で負けた場合、この業界から引退するか片腕置いていけとすら言ってきた!

さらに逃亡を図った場合殺されて処理されてもおかしくない事態だ!


受け入れるフリをしつつ、ひとつだけ条件を付け加えた!

「私が勝った場合は!何もないのはおかしいでしょう!」

「あなたがこの業界から引退するそう条件をつけた!」

相手に「死刑執行書のサインの同意」を求めた。

負ける気はしないのだろう鷹揚に頷いている

此処の観衆が立会人ということで!話は付いた


[newpage]

酔った夜霧を何度も手洗いの水に沈め
酸欠寸前まで追い込み繰り返し、完全に酔から覚まさせた!

この戦いで負けた場合外に出た瞬間バラされて殺されてもおかしくない!

それぐらいの脅しを夜霧にかけた。

心の底からすまなさそうな顔をしている

珍しい本気の表情にかわいいところもあるじゃん!と思いつつ

心を鬼にして
「生き残りたいなら頑張れ!これは遊びではない!」そう発破をかけた。


『最後の展示が開催された』

3位の方の登場

衣装の制作者や経歴 有名ブランド それの限定モノ相当な値段だろう

美しく着こなしているようにも見える、私よりは十分格上だろう

だが誰も人を見ていない!衣装のコレクターのようだ!



ついに私の番が来た!

2位の私の番だ!

周りも息を呑むような美しい着物

「着物の方を際立たせるため」の化粧など私に施されている!

まだ、可愛い子で背が小さくてよかった!そう呟いていた。

誰がどう見ても惚れ惚れする作り

闇に吸い込まれるような感じと月と星 薄く色の変わる宇宙

細かい星の刺繍や奥行、まるで闇の宇宙の美しさ世界観を表しているようだ!


重要無形文化財 山田 貢(友禅)を参考に作られた品物

染め・刺繍・すり箔の三つの技法を駆使して、繊細な刺繍の総合芸術を目指している。
刺繍は手間と根気のかかる大変な作業であるが、それをさりげなくみせ、
全体的に調和の取れた品格の高い作品となっている。
一針一針思いを込めた精緻な刺繍が、巧に地色や箔にとけ込んで、
奥行きを感じさせる独自の世界を表現できるよう努めている。


その後の肝心な制作者の銘 言うところで【銘なし】

あっても銘はニセモノとまで言い放って終わった。


くすくす笑われて馬鹿にされている!
銘でしか作品を評価できないのかと苛立ちすら感じる!




1位の作品の展示

メインである主催者の作品

重要無形文化財 玉那覇 有公(紅型)を参考に作られた品物

白地に鳥と梅や松のような植物の模様を控えめに配置してあり

本来の白の美しさを周りの装飾が飾るかのような作品

白の奇跡 美しさの結晶とも言える非のつけようがない作品

そして、製作者の銘 息をついてから


『花散御前』の名をつぶやいた。


製作NO3【白ノ焰鴻】ハクホムラのオオトリ

意訳:(しろいほのおのおおとり)
別名「白の鳳凰」(しろのほうおう)

歴史の一ページに出てくるレリック(神話の遺物)!



相性の良い装着者の能力を最大3倍まで引き上げるとまで言われている!」
「LV MAXカンストの魔王が装備するととんでもないことになる!」

御前シリーズは基本的にオーダーメイド
送られた個人にしか適応能力が発動しない!

どうしてもという場合、御前本人の手直し
あるじの書き換え「契約変更」が必要になる!


周りは驚愕に目を見開き、神話の一ページに出てくる 

国宝級の製作者というより、この界隈なら

『神といっても過言ではない』

ここで作品の歴史経歴を語っている!

かの東西の雌雄を決する最大規模の抗争
暴力団ヤクザを巻き込んでの裏世界の最大の衝突

その中でこの地を纏め上げ統治したとされる「黒の女帝」
それが最前線の同盟相手に送ったとされる代物

「それに応えるかのように最後まで頑張り前線を支え
最後は銃弾を受け戦死したと言われる」

これがあるので今の私たちが存在していると言っても過言ではない!

これを否定することは不可能とされるもの!




そこで驚くべきことが起きた!

経歴が終わった頃にコーディネーターが言葉を引き継いだ!

「まだ不完全ですね!」



その衣装の制作秘話、どのような思いで作られたのか!


裏地にある刺繍の意味

裏地には負けられないとされる最終決戦の意味合いを込めて
Z旗の刺繍があり、勝利への願掛け、さらに赤い刺繍には
通常の3倍の美しさや能力が出るかのような願いがなされている!



花散御前の由来

源氏物語の花散里から名前を受け継いでおり
のその名前から能力を少しでも貰おうとした。



歴史的経緯

同盟相手の拠点がほぼ最終防衛ラインそこを抜けられると
すべてを守るのは難しい、犠牲を覚悟で拠点を放棄して
好きに荒らされるのを放置 一定ラインまで引かざろうえなかった。
もちろんここら一体も放棄だった。


本来は制作NO4に当たる 相手の殲滅 破滅をを願う

【黒殲乃永塊】コクセンのエイカイ

意訳:「黒い殲滅の塊」(くろいせんめつのかたまり)

別名「永久なる破滅の結晶」(とわなるはめつのけっしょう)

レリック(神話の遺物)闇の黒衣とされる着物が送られるはずであった。




殲滅ではなく交渉 痛み分けの決断の意味から
製作NO3である白い衣装を送ったとされる


有名な料亭での交渉【戦略的互恵関係】の樹立



一触即発、武器を抜いた状態での交渉

銃や日本刀が並ぶ中


今までのいさかいはとりあえず置いておいて
お互いの共通利益のために協力、お互いの発展を目指す!


馴れ合いはしない!お前は気に入らないが!
お互い得をするように動くべきだ!
これ以上の損害はどちらも得をしない!

その結果、最終決着は抗争ではなく血の出ない勝負事で勝負を決め決着した。


(この緊迫した状態の料亭でも『天然の梵姉』は、にこやかに美味しそうに
ご飯を食べていた!そういう記述もある)

(最後には敵方に「どうぞ」とまで言わせ!相手のご飯までつついていたらしい・・・)

(梵姉の存在がこの交渉をスムーズに運んだ功労者と敵方の記述にもある【聖母伝説より】)

(その時の着物 制作NO5【艶姫乃綾嬌礎】(つやひめのあいきょうのいしずえ)
の姿により梵姉の美しさは想像を絶するものとまで伝えられている)




戦略的互恵関係せんりゃくてきごけいかんけいとは、外務省の説明によると、
「日中両国がアジア及び世界に対して厳粛な責任を負うとの認識の下、
アジア及び世界に共に貢献する中で、
お互い利益を得て共通利益を拡大し、日中関係を発展させること」である。
小泉政権下で冷え込んだ日中関係の仕切りなおしとして、
2006年10月の安倍晋三首相・胡錦濤主席の首脳会談で打ち出された概念である。

マスコミに闇に葬られた情報 
マスコミが安倍殺しに邁進していた時代である

元安倍総理がこれで尖閣諸島問題を一度解決させた経緯がある
お互いの共通利益優先!とりあえず 保留
お互いこの問題はつつかないこのままの状態で行く!





[newpage]

周りは信じられないものでも見ているかのようだ!

そんな逸話聞いたこともないし

その当時の抗争中の関係者、もしくは製作者でなければわかりようのない話だ!



まさかと思い夜霧が自分の着物の内側を確認したら!

なんと『花散御前』の刺繍 並びに赤字のZ旗まである!

驚愕に息が詰まっている、



さらにコーディネーターは夜霧を指差しなんでもないことのように



「ちなみにそれが敵対した相手の「破滅」や「不吉」「死の願掛け」

陰謀や策謀も意味する

存在しないとされた 幻のNO4にあたる「黒殲乃永塊」コクセンノエイカイ(黒い殲滅の塊)

花散御前の「レリック(神話の遺物)」そう言い渡した!「



「あまりに不吉というか敵として相対した相手には破滅と不幸しか降りかからない」

『封印されていた』品物だ!」


敵として相対しただけで「高レベルの呪い(破滅クラス)がかかるという最強の衣」

周りの審査員も言葉が出ない!



製作NO3「白ノ焰鴻」(ハクホムラノオオトリ)が陽とするなら 

幻のNO4「黒殲乃永塊」(コクセンノエイカイ)これは陰に当たる

本来、『陰と陽』対の作品に当たる一つだ!同価値とも言える!



伝説のレリックが二つもこの会場に・・・(黄金聖衣ゴールドクロスが二つも揃うとは!)


主催者はまるで三下の悪者のように

「いい加減だ!どこにそんな証拠がある!」とわめきたてた!

そこで、梵姉と言われる存在が割って入ろうとしたところで

コーディネーターが止めたようだ!




>コーディネーター

「さて投票作業に移りましょうか」

そこで慌てて理不尽な主催者ルール発動!

「記名投票にする 誰が何処に入れたか解るようにする!」

私から投票すると言い放った!


私に逆らえない存在は私の投票に習うしかない

実名入りで逆らったものはあとで制裁が待っている!

ある意味パワーゲーム


このコーディネーターは底知れない存在だがまだ不明だ!

私より3ランクは上位とされる 癒しの化身 聖母やナイチンゲールと言われる

私が担ぎ上げた遥か高みの存在が票を入れた瞬間勝負がほぼ決まる!


誰が勝つか得票率が決められた戦い!
やるだけ無駄と思っていたら相手方から一人目の離反者が出た!
既に半分の票は動いている勝つのは難しい!

主催者は驚いて口をパクパクさせている。

なんと!私などより「遥か上位の存在」『聖母』とさえ言われる方が

『敵の方に投票』してしまった。記名投票がもろ裏目に出た!


間違っても逆らうことができない遥か上の存在!
投票前段階の皆は慌てて必死に書き直している!(これはウケルwww)

開票作業50票VS50票

(三位のひとは既に除外)

ドロー 引き分け 汗ダラダラで相手方は固まっている


わざとらしくコーディネーターは

「あれあれーもう一度どやりなおしでない?」

>主催者

「冗談ではない!ここは引き分けで・・・」



この場では、コーディネーターの初めて見せる冷たい視線と怖い顔
「本当にいいんだね!生き残る芽が完全に消えるよ!」

そこで893とも思えるような黒服の存在が大挙して現れた!

夜霧はここで亡きものにして無かったことにするのか・・・と思っていたら



>親分ヤクザ 「お久しぶりです御前様」

偉いとわかる 一人だけ上等のグレースーツを着た親分


>御前様ことコーディネーター

「ちゃんと部下しつけておけよ!主の顔もわからんのか!」

頭を何度も小突いている

例の私に銃突きつけたやつ既に処理したのか?


「まだ半殺しで・・・」

「連れてこい!」

皆の前で目玉をフォークでくり抜かれるショーが開催されていた。

その目玉付きフォークは会場の真ん中に投げられた。


「お優しいご配慮で・・・」

これによって殺されるしか選択肢がなかったものが目玉一つで許された!
生かされた命!もう殺すことはできない!


>御前様

「負けたら片腕置いてけ言われたんだけどさー

私の片腕、ここの全員の命で釣り合うのか」

「言った責任は取るべきだよねー」



>親分ヤクザ

「足りませんね」真面目に答えている!


会場は恐怖で染められている!

今度は皆の腕の切断ショーでも始まるのかと・・・・




最後の希望は「聖母と言われる存在」が唯一対抗できる存在!

何故か聖母はにこやかに微笑んでいる!

聖母が発声した言葉は場違いのもの、同期の学生との会話のようなものだった。



>聖母こと梵姉

「れいちゃんお久しぶりー隣に来て御前様の頭を撫でている」

「我慢するの大変だったんだから・・」


>御前様

「私のほうが『姉弟子』に当たるんだからちゃんはダメでしょ!」
「弟子入り二日の差だけどね、さんで呼びなさい!」

聖母と言われる存在がなんと右下に控える形をとった!


まさか、同格の存在、いや上なのか、会場は驚きを隠せない!

聖母と言われる『人脈だけでエリアを制圧』できるという癒しの化身

それが敵の手に落ちた!

聖母に師匠や上の存在がいたというのは聞いたことがなかった。



聖母が裏付ける形で自分の着物の裏地 花散御前の刺繍 
製作NO5にあたる着物を見せ 目の前の『花散御前の存在』を証明してみせた。




制作NO5【艶姫乃綾嬌礎】ツヒノアヤキソ
意訳:(つやひめのあいきょうのいしずえ)

別名「妖艶な綾姫(大喬)」(ようえんなあやひめ 大喬とも呼ばれる)

恐ろしい能力!すべてのステータスをゼロにして
そのポイントを魅力や美しさ可愛さに意図的に振り分け変換上乗せできる!

能力が変化することにより、艶姫、綾姫、大喬などのバージョン変化が確認されている!


魔王級にランクUPしてないにかかわらず。

その能力で魅力だけに極振りした結果 

魅力数値だけカンストを跳びぬけ200の数値をたたき出した!

「艶姫形態と確認されている」

魔王と同等もしくはそれ以上の魅力を料亭で実現させた。
(現在は能力を使用していない!)

料亭での梵姉の美しさは想像を絶するものとまで伝えられている
(スカウターが壊れるLV)



かの『料亭での交渉』で着用したとされる レリック(神話の遺物)

美しさと愛嬌、艶やかさ 和平の礎 を願って作られたとされる品




重要無形文化財 田島 比呂子「友禅」を参考に作られた品物

「堰出し友禅」を特技とし、独自の世界を構成する。堰出し友禅は柄がくっきりと、
立体的に浮かび上がってくるが、それにうたせ糊の技法で色彩に深さと味わいを
持たせているのが特徴となっている。
野鳥の観察を基に、鶴、鴛喬、鴬、鴎といった鳥や、また野の花木、自然現象などを
題材として多くとり上げ、生き生きとした自然界の厳しさや生命感を愛情をこめた
穏やかな色調に描き出し、詩情豊かな作品としている。


(幻の3つめのレリック(神話の遺物) 黄金聖衣の安売りかよ!)


水戸黄門でも見ているかのように

>聖母こと梵姉

「ここにおわすは 花散御前様である 控えよ!」

皆は頭を下げている、これはラピュタ王の前である(BYムスカ)


神話のクリエイターのみならず
「伝説とされた黒い女帝」その存在が行方不明の今

ここの地域では最強の地位を持つ存在「聖母」「花散御前」

「女帝の代行とも言われる存在!」

その片割れを私たちは殺そうとさえしていた!

(まさにアニパロの同人作家が原作者に牙をむく暴挙!)



「花散御前」というクリエイトの神が実在していて目の前にいる事実!

その作品を追い求めて生涯を過ごすようなコレクターには恐れ多い存在!

傷ひとつ付けようものなら殺されたぐらいでは償いができない




(世間ではよくあること何も力がないと思われていた存在が実は
漫画家だったり大手サークルやニコ動のランカー ブロガーだったり
知らずによく世間に踏み潰されていたりする。)




そこからが捕虜を拘束した前でのひどい会話だった。


梵姉はお人好しだから、またゴミのような存在に担がれて祀られ
権威の象徴として利用されてとか



梵姉が源氏物語読んでいて、舐められない立派な名前だからといい!
「花散御前」とか恥ずかしい立派な名前私に付けるから・・・


人助けのついでに自分の着物自慢して私の名前広げただろとか!自演もいいところだ!


伝説の一ページの赤い刺繍あんたが白い糸その時無くしたからとか


昔、制作の国宝の着物を模倣した拙い作品 制作NO3

見せられ偉そうに語られ恥ずかしいったらありゃしない!


夢も希望も伝説もあったものではない!



梵姉はにこやかに、うんうんと頷いている
愚痴を聞いて、優しい癒しを与える女神のようだ!


そして忘れていたものを思い出したかのように
その場に拘束されていたものを見回し



>御前様

「うちらの主の言葉覚えている?」

「背後に回ったものは・・」

聖母と言われる存在が恐ろしい言葉を引き継いだ!


>聖母こと梵姉

「皆殺し!でしたっけ」

「あの時は乱世でしたからねえ」


「あのお方の言葉ではしょうがない!ですね」


(捕虜の心の声)『しょうがないで済まされた!!!』


皆は最後の希望すら打ち砕かれた!
あとは死刑執行を待つだけだ!


>御前様

「敵対した事実、消えない証拠もあるしねえ、敵対票を入れた存在」

「自分の筆跡でじぶんで死刑執行書にサインしたようなものだ!」

「もう一度、投票入れなおして全部恭順を示せば助けようとも思ったが!」

「そこの馬鹿に拒否された!」

「恨むならそいつを恨め!」

神の最終審判に等しい!



「敵対者全員除名の後、除名の際は財産を没収 元締めの書面にあったはず。」

(落選した国会議員のようになんの力もない一般人に落とされるに等しい!)


ふとそこで怖いものでも見るような視線で夜霧がこちらを眺めていた。

また昔を思い出す、デジャウで同じことがあったなと

あのときもあの方は、気まぐれで末端の私に面倒を押し付けてきた!


「夜霧!お前に、ここに居る存在の生殺与奪の権利を渡す!」
「好きにしろ!」

私なら皆殺し
梵姉なら助ける
夜霧お前ならどうする!

俺は・・・

最後に出た決断それは「保留」

助けると同時に、いつでも気分で殺せる!
ある意味残酷な決断、逆らうことなく影に怯えながら生きていくしかない!
自分が味わった足枷に近い!

『優しさからなのか残酷な決断なのかよく自分でもわからない』

自分についた枷、過去のしがらみとはここで決着がついたようだ!

心に突き刺さった刺や闇から解放され少し軽くなったような気がした!


ここから4話エピローグ

4話のエピローグ


後日談的なエピローグ

昨日の戦いが終わった次の日

買い物から帰宅したら、


見知らぬ人が家を占拠してくつろいでいた・・・

黒いサングラスにグレースーツ あまりの存在感に悲鳴を上げそうになり

それでも無視するわけにいかず、

「お金は差し出すので!お引き取りお願いします」

数百円入った財布を差し出した。


相手は不思議そうなものでも見る目で眺め返し

「とりあえず落ち着け、私は怪しいものではない」、

(どう見ても怪しい)
近付いてきたので、後ろに後ずさっていたら何かにつまずき

転んでしまった、よく見たら幸せそうな顔でお姉さんが寝ているzzz


この方は聖母こと梵姉と言われていた存在!

目の前の逆に困っているのは、例の親分893さん


「これは驚かしてすまんね、弟さんと呼べばいいのかな?」


意外にも凄い慣れた手つきで紅茶を入れてくれて進めてきた!

うわーかなりおいしい!


「昔、御前に仕込まれたのでね」

紅茶の香りと暖かさで落ち着きを取り戻し

「なぜ人の家で勝手にくつろいでいる、この人は寝ているし」

「まあうちら3人同期の仲間なんだよ!ここは家のようなものだ!」


そこから御前様の昔話が聞けた。

昔の御前がパシリだった時代

私は下っ端戦闘員 いつ死んでもおかしくない存在

護衛というより外の見張りだった。


ロクな装備もまだない時、極寒や灼熱の中
耐え忍んで仕事をしたものだ!

いつのころからか御前がパシリのついでに飲み物の差し入れ

HOT COLD 冬にも持ち場から離れられない時 カップラーメンすらもらったことがある

御前は末端の厳しさや気持ちを誰よりも理解している方だった!

あの方の差し入れ補給がなければここまで頑張ることができなかっただろう

いつのころからか下っ端 末端の希望 アイドルや天使のように目に映ったものだ!

抗争中なので末端の仲間は何人も死んだ!

その生き残りは御前に感謝が絶えない!組織や仕事と別に個人的に忠誠を誓ったものだ!


夜霧はああ、このことかと、やっと合点がわかった。
>御前 3話「パシリなめているのか!補給が途絶えた部隊は全滅するんだぞ!」

ライフラインそんな大事な仕事だったのか・・・


御前は結構な策士でね、頭の悪い下っ端にいろいろと知恵をくれたものだ!
相手が組織だった行動を取らない限り、最小限の被害で撃退するすべを教えてくれた。

これで生き残りがまた増えた!裏で親衛隊も勝手に結成した。



だが世の中は無情だ!組織だった攻撃を受け下っ端は3人残して全滅

負傷者は出たが、なんとか護衛対象は逃がすことに成功していた。

生き残りは責任を取らねばならない!私は半殺しにされて殺されるはずだった!


>御前

「もうやめて!戦闘員のライフポイントはもうとっくにゼロよ!」(BY杏)


「なぜ逃げ出して姿をくらました奴は罰せられないで」

「最後まで踏みとどまって戦ったものが罰せられる!」

そういう正論まで言ってくれた。


恩を受けてたら旗色が悪くなったので逃げましたとかできないだろ!

周りが逃げ出す中、うちらは逃がすために最後まで踏みとどまってほぼ全滅した!


その時、偶然女帝の目にとまり買われて引き取られた。



そこからは地獄のような特訓 筋力 持久力 あとプロティン漬け
人使いは最高に荒かった!

でも最低の人間としては扱ってもらえ、装備は一級品いつの間にか部下まで持つようになって
今では半引退のような有様だ!

私からすれば御前様は誰よりも優しい、この前 目をくりぬいただろ!
あれで一人の命を救っている

昔似たような事が有り人間の生殺与奪の権利 女帝から御前に渡されたことがある
そのときは誰も殺さず開放した!



あの頃は・・・・

突然誰かが言葉を引き継いだ!

>梵姉

あの頃は優しくて可愛かったのにねえええええ

何度も聞いているのか先のセリフをつなげていってしまったようだ。

これであってるよね「やまちゃん」



ついでになんで梵姉が聖母とまで言われているか話も聞けた。


>やまちゃん 説明


昔から、敵味方問わず、新人の相談悩みに無償でよく付き合ってきたそうだ!

アフターケア 心の浄化 情報収集

本来なら引退、やめて行くような人達が大量に生き残り!

本来死ぬべき存在がこの人によって生かされたらしい


助けられた側が仮に上位の存在になっても、

恩という枷からむげにはできない!



どこのエリアにも飛び火 世界樹のように枝分かれして

助けられた存在が数多く出世!偉くなっており

人脈だけでエリアを制圧できる!


3000人助けたとして

一割300名は年月とともに幹部や社長クラスまで出世!

根が毛細血管のように枝分かれしてどこにでも芽が息吹いている

「聖女」や「聖母」と言われる由縁!


>梵姉

「思ったままに行動しただけですよん!」

天然なので利害関係無視というか何も考えていない、

敵とさえ仲良くなる節さえある


[newpage]



今回の招集 集まりは、なんでも弟分ができたので祝いに着たそうだ!

私が弟にされてしまったようだ!



皆が揃ってから

「私を姉と呼べ!」と照れながら御前様が言い祝杯が挙げられた 


>梵姉

「れいちゃんに教育されると、まっくろくろすけになるよー」

「わたしがあずかろうかー」

>姉

「あんたのところにいると頭が悪くなる!」

>梵姉

「梵姉は綺麗で可愛いから頭なんか悪くても全然大丈夫だよ!!」
(夜霧の口真似)


>夜霧

「おい!勝手なセリフをつくらないでほしい・・・」
(自分で言うな!)

>やまちゃん

「私が鍛えようか?」

>姉

「いや戦闘員ではないし・・・」


>やまちゃん

「チッ、ショタメン893育成計画が・・・」
(どんな計画だよ・・・グレースーツにサングラスなのか?)


>夜霧

この場で悪いのだが相談が・・・

実は、白い魔王「屍人の白姫」とデートの約束してしまってて

次あったら間違いなく食い殺されるのではないかと・・・・

なんとかならない!!


>姉
>梵姉
>やまちゃん

むりぃぃぃぃ

[+д+]/ ムリダーヨ



その後どのように不可能なのか一時間説明を受けた!

うちらの主「女帝」が武田信玄か信長としよう

相手「白姫」はまだ若いが、上杉謙信と同等だ!


どんだけ無茶な相手かわかるか!ここのメンバー全員の能力プラスでも太刀打ちできない!

仮に梵姉が装備スキル発動で能力一つをMAXまであげても、

相手の能力にひとつ追いつくだけ!ほかは手も届かない!

カンストMAX能力が3つはあると見るべきだ!

>夜霧

「例のレリック(神話の遺物)NO4「黒殲乃永塊」(コクセンノエイカイ)は?」

>姉

「あれはデートに着る服ではない!」

呪いの効果発動前に攻撃を受けたと判断されたら間違いなく殺される!
発動まで30分はかかるだろうね

チャームから自我を壊されて奴隷にされる!

「状態異常軽減50%」or「呪い返し」それは普通に装備しているはずだ!

「相手がよっぽど心を開いて受け入れない限り無理だ!」


>夜霧

「心のこもったプレゼントを渡して満足させなんとかお引き取りいただく」

回収した NO3「白ノ焔鴻」(ハクホムラノオオトリ)白姫にプレゼント 似合いそうだ!


>姉

「人のアイテムを勝手に渡すな!」

「敵を強化してどうする どんだけ能力が上がると思っている」

「MAP兵器でも作る気か!」

「おまえは!エリアを壊滅させる気か・・・・」


>やまちゃん

「もってけ」

拳銃渡してきた。これはちょっと・・・


>姉

おまえらは何も分かっていない、

魔王にランクUPするための特殊クエスト

その一つに 20人以上の人の殺害まである!


魔王は皆、得意武器を持っている

私らの主「女帝」は剣術 襲撃を受けたとき

居合抜きで相手の首を落とすとこさえ見せている

銃弾さえも動体視力で捉え刀で弾いたとされる!

中距離では無類の強さを誇る!


「白姫」は ナイフというか両刃の「短剣」「短刀」を使いこなす。

宝剣に類する美しいかなりの業物 鉄さえ切断できる!

小型で軽い故に動作速度、多分動きは目で捉えきられない

白い軌跡を見たところで致命傷を受けている!

ナイフは遠投することもできる離れた相手でも倒せる

銃を抜いて構える前に腕か首が切断されている・・・

近接戦では、ほぼ最強、相手の得意な間合いではまず勝てない!


というか魔王種は滅多に戦闘は行わない
それなりの護衛が付き従っている!

魔王種同士の戦闘記録はほとんど残っていない!

どちらが強いとか判断も難しい今回も憶測の話だ!

大将どうしの一騎打ちは基本的にはありえない!


間違っても武器は携帯しないことだ!



皆はため息をついている・・・

どうあがいても詰なんだよ・・・



ダメもとで夜霧くんの能力底上げするか!

イベントクエストは既にクリアしているひとつ上には上がれる




そこで新しい職種 一番レアリティの高いもの

「ショタメン 陰」(ショタメン亜種)とも言われる

(格好良い男の子)例 名探偵コナン


格好良さの能力格段にUP

能力の成長値 可愛さが減るが

これからは格好良さの成長値 ボーナス付きで上昇する!

魅力は普通に上昇、元々呪印効果で+20は上昇している

トラウマ「呪い」も解除され能力ALL+5も加算されている


可愛いのにカッコイイというかなりのレア職だ!

ショタコンに対して20%の即死効果 「邪眼」も装備

邪眼は相手の魅力にも抵抗率がある!

『邪眼』持ちの職種は滅多に存在しない!

邪眼LV1に対して
白姫の瞳は最高位の『万華鏡LV10』に相当
あの眼鏡っ子メガネ解除時「輪廻眼LV5」に相当する

瞳術の世界だ

「邪眼」夜霧LV1(予定)
「輪廻眼」眼鏡っ子LV5 
「万華鏡」白姫lv10 梵姉LV1(能力変更『艶姫形態』)
「不明」



能力的には問題ない魅力と格好良さ、可愛さ 

特殊クエスト 女性をリードする 捕食3名 未達成



>夜霧

なんという無茶苦茶なシステムだ!これを信用しろと・・・・

本当にランクUPできるのか?

リードしてあげて女性を3人食えと・・・

女性にリードされるというか食われることがあっても

こちらからは相手を攻めたことがない・・・


年下の可愛い子に責められたいとか奇特な女性はいるのか?




ああそうだ!白姫さん、純愛に飢えてましたよ!耐性ほとんどゼロ!


>梵姉

癒し慈愛や愛とかなら専門分野かもピュアな恋愛?どうだろね


>夜霧

先生お願いします!

>梵先生

真っ直ぐな愛なら同系列かも

それから訓練がまた始まった・・・



4話前編

後書き

一日で書いたので非常に疲れた、仕事はじめになると
書く時間がなくなるな、更新が遅れるかもしれない
とりあえずここから手直し作業 内容が少しは変化するかもしれない
とにかく疲れた。

これで白姫さん白い女神とのデートシーンが書ける
黒の女帝ダークエンプレスオーナー+眼鏡っ子まで乱入します 

龍虎対決というか珍しい共同戦線
偉いアホな話 当の本人は必死なんだけどね

4話後編 エピローグ

急遽メインキャラの梵姉 御前の説明のために話を編入させたもの
これで一手次のシナリオが遅れた記憶がある
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