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中学生転落死 千葉市が責任認める6月19日 21時51分
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おととし群馬県で行われた学校行事で、千葉市の女子中学生が死亡した事故について、千葉市は市側の責任を認める調査結果をまとめました。
おととし10月、群馬県みなかみ町で、千葉市立生浜中学校の2年生が学校行事の一環でウォークラリーを行った際、生徒の1人の松田奈々さん(当時14)がコースから外れた先の崖から転落し死亡しました。
この事故を巡って千葉市教育委員会は事故原因の調査を進めていましたが、19日、その結果を公表しました。
調査結果では、事故が起きた場所について事前の打ち合わせでは安全対策を行う必要性は指摘されずチェックが不十分だったことや、生徒が道に迷うおそれがあったにもかかわらず、コースには教員が3人しか配置されなかったことなどが事故の原因で、市側に責任があったとしています。
千葉市では今回の調査結果を受けて遺族との間で話し合いを進めることにしています。
千葉市教育委員会の磯野和美学校教育部長は、「遺族や生徒、保護者に心の痛みを負わせ、申し訳ありませんでした。引き続き再発防止に取り組んでいきたい」と、話しています。
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