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最終更新:2013年6月19日(水) 5時54分

ベトナム戦争当時の枯葉剤か、沖縄のサッカー場からドラム缶

 沖縄県で、サッカー場の地中から見つかったドラム缶に、ベトナム戦争当時、枯葉剤を製造していたアメリカの化学メーカーの社名が書かれていたことが分かりました。

 先週、沖縄県沖縄市のサッカー場で、改修工事中に地中からドラム缶およそ16本が見つかりました。このドラム缶に、ベトナム戦争当時、枯葉剤を製造していたアメリカの大手科学メーカー「ダウ・ケミカル・カンパニー」の社名が書かれていたことが明らかになりました。

 ドラム缶が見つかったサッカー場は、もともと嘉手納基地の一部だった場所で、返還以前に枯葉剤が入ったドラム缶が投棄された疑いもあることから、小野寺防衛大臣は18日の会見で対応を検討する考えを示しました。

 「まずは事実を確認したい。現地の防衛局にもしっかり情報収集するよう指示したい」(小野寺五典 防衛相)

 アメリカ軍はこれまで、沖縄県内での枯葉剤の貯蔵を一貫して否定しています。(19日05:04)

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