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【グラニュース】


楢崎「勝つ」しかない

2013年6月20日 紙面から

最重要と位置づける清水戦へ向けて練習に熱を入れるグランパスのGK楢崎=岐阜県飛騨市のふれあい広場で

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 名古屋グランパスのGK楢崎正剛(37)が飛騨キャンプ9日目の19日、Jリーグ中断明け初戦となる7月6日の清水戦(豊田ス)に最大の力を注ぐ決意を明かした。キャンプ中にストイコビッチ監督と話し合いの場を持ち、清水戦に勝つことが浮上の条件になるとの見方で一致。「34分の1」以上の位置付けで、必勝を期す。

 このまま残留争いに巻き込まれるのか。それとも上位戦線へ浮上するのか。すべては次の一戦にかかっている。主将・楢崎は、再開後の初戦となる清水戦が今季を占う戦いになると語った。

 「監督とは、次は必ず勝たなければならないという話をしました」

 ストイコビッチ監督はキャンプ中に主力選手と個別に話し合い、立て直し策について意見交換している。楢崎は指揮官と次節清水戦の重要性を確認し合い、何をすべきかを話し合ったという。

 トップ会談を経て、すでに練習は様変わり。現在は大部分が戦術練習に割かれている。状況に応じた攻め方、守り方を繰り返し確認。意思統一を図っている。楢崎は「今まではバラバラだった。こういう練習を続けていかなければならない」と手応えを語る。

 清水戦では中盤の要のMFダニルソンが累積警告で出場停止となる。ピクシーは早くもダニルソンを外したメンバー構成に絞って練習を進めている。20日の岐阜経済大との練習試合でも同様のスタメンで戦う見通しだ。

 楢崎は「次の結果でチームは変わってくる。もちろん、守備の安定も勝敗を左右する」と自らもゴールを死守する考え。11日のキャンプインから数えれば清水戦まで1カ月弱。用意周到に準備を進め、再スタートの1勝をもぎ取る。 (木村尚公)

 

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