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【プロ野球】クラブハウスにムカデ 巨人に吉兆?2013年6月20日 紙面から
19日に川崎市のジャイアンツ球場で全体練習をした巨人が、一騒動に見舞われた。体長20センチ以上もあるムカデが出たためだ。練習開始前のクラブハウスを騒然とさせた珍客だが、戦いの世界では招かれざる客ではなかった。 「靴を履くのが大変そうだ…」。グラウンドに向かおうとした原監督が思わず、苦笑いした。チラッと視線をやった先にいたのはクラブハウスの壁を悠々とはうムカデ。報道陣は右往左往するばかりだったが、古来の言い伝えをみれば、追い払われるべきどころか、縁起ものといえる存在だ。 商人が「客足がつく」と尊んできたほか、毘沙門天(びしゃもんてん)の使いとされてきたことは有名。また後退ができないといわれる習性を「退却しない」と考えてあがめた武将も多い。戦国時代の名将・武田信玄もその一人。伝令兵にムカデの絵を描かせた旗差し物を持たせて、戦場を駆け回らせたという。 戦いの世界に生きるのは巨人も同じ。練習終了後にこの言われを報道陣から聞いた指揮官は「なるほど」と納得。「ちゃんと見なかったなぁ…」と名残惜しい表情までみせた。21日の中日戦(前橋)からリーグ戦が再開する。ムカデ騒動が吉兆か否かは、Gナインの奮闘にかかっている。 (川越亮太) PR情報
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