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TPP影響を岩手県が試算 農水生産1015億円減
岩手県は18日、日本が環太平洋連携協定(TPP)に参加した場合、県内農林水産生産額3064億円のうち1015億円分減少するとの試算を明らかにした。生産額の約3分の1が失われる計算になる。 2007、08年統計を基に試算した。生産減少に伴う肥料、農業機械などの販売減を含めると、影響額は1438億円とした。 このうち農産物(7品目)の減少額は899億円で、コメが312億円を占めた。生産額214億円の乳牛、3億円の小麦は生産額がゼロになると試算した。 県政策推進室は「政府には、東日本大震災で被害を受けた岩手に影響のないように交渉に当たってほしい」と話す。
2013年06月19日水曜日
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