大阪税関が19日発表した貿易概況によると、近畿における5月の輸出額は1兆2169億円と前年同月に比べ11%増えた。輸出の増加は3カ月連続で、2009年12月~11年4月に17カ月連続で増加して以来。2ケタ増は2年3カ月ぶり。近畿の主要輸出品である半導体等電子部品の伸びが大きかった。
半導体電子部品は26%増えた。台湾や香港、中国向けのメモリーが伸びた。うち、数量が把握できるIC(集積回路)は、4カ月ぶりに数量ベースでも増加に転じ、1985年の統計開始以来最大の輸出数量になった。大阪税関は「円安による輸出額の押し上げ効果だけでなく、数量も増加したのは明るい兆候」とみている。
地域別では中国向けが11%増え、5月として過去2番目の高水準になった。アジア向けは13%、米国向けも19%増えた。半面、欧州向けは2カ月連続で減少した。
近畿の輸入額は1兆2596億円と8%増えた。原粗油や石炭などの燃料輸入が2ケタ減となったため、全国(10%)に比べ伸び率が小さかった。
電子部品
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