黎明高百年史を発刊 県教育長に寄贈
安積黎明高創立100周年記念事業実行委員会は18日までに、「安積女子高・安積黎明高百年史」を発刊した。同日、実行委員会は前校長の杉昭重県教育長に百年史を寄贈した。
百年史は同窓会員や生徒活動を支援する後援会の桜鏡会員、同校教職員らでつくる実行委員会が平成21年から編集作業を始め、今年5月に完成した。明治44年の創立以降、平成13年の校名改称と男女共学開始、長年にわたる合唱団の活躍、東日本大震災後に体育館で授業する光景などが写真入りで詳細に記されている。
杉教育長は同校校長だった平成23年10月、翌年に控えた創立百周年をPRする目的で「学校周回百周RUN」に挑戦。同校周辺を約13時間かけて百周(約77キロ)するマラソンに成功している。
18日、古宮節子同窓会長が県庁を訪れ、杉教育長に百年史を手渡した。古宮会長は「百年間の思いの詰まった1冊。在校生や卒業生に歴史のつながりを感じてほしい」と話した。安積黎明高の丹藤茂校長が一緒に訪れた。
百年史は500部作られた。県立学校などに寄贈されたほか、希望者は8千円で購入できる。問い合わせは安積黎明高 電話024(932)0443へ。
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