歳入、歳出過去2番目 県の一般会計決算見込み
県の平成24年度一般会計の決算見込みは歳入1兆8107億円、歳出1兆5985億円で、いずれも過去2番目の額だった。佐藤雄平知事が6月定例県議会の提案理由説明の中で明らかにした。
基金の創設が相次ぎ過去最高額だった23年度決算に比べ、24年度の歳入見込みは4877億円減、歳出見込みは6501億円減となった。
決算見込みの歳入から歳出を引いた2122億円のうち、25年度への繰り越し事業に充てる2043億円を差し引いた経常収支は79億円の黒字だった。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興・復旧に対応するため、震災復興特別交付税や各基金を活用し、財源を確保した。補正予算の編成は12回に上った。
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