伊達旧堰本、富野村の大豆出荷へ 県が全袋検査
県は18日、伊達市の旧堰本村と旧富野村の両地域で生産された大豆計360袋(1袋30キロ入り)の全袋検査結果を発表、334袋で放射性セシウムの検出値が食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回り、出荷できるようになった。基準値を超えた26袋は同市が隔離して処分する。
基準値以下となった大豆は、旧堰本村が190袋のうち169袋、旧富野村が170袋のうち165袋。
政府は5月17日、両地域の大豆について、全袋検査を終えて基準値以下と確認されることを条件に出荷停止を解除。
これを受け、県と市が策定した管理計画に基づき対象地域の大豆を管理、袋ごとに検査を進めていた。
両地域の大豆は基準値を上回る放射性セシウムが検出されたため、今年1月に出荷停止となった。
(2013年6月19日 福島民友ニュース)
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