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管理栄養士のローカーボ・キッチン

ご挨拶

本日は、
NPO糖質制限食ネット・リボーンと、
京都で立ち上げられた新しい協会について、
わたくしの立場について、
一連の経緯とともにご説明させて頂きます。

2009年、
NPO糖質制限食ネット・リボーンを立ち上げるということで、
江部康二先生と事務局の方から
スタッフになって頂けないかと、お話を頂き、
お引き受けしました。

NPO糖質制限食ネット・リボーンの活動企画や事務など、
具体的な運営活動は、
基本的に、
江部康二先生と事務局の2人ですすめられ、
わたくしは出来上がった企画のご報告を受け、
その依頼に従う、
という形で運営がされておりました。

このような運営体制のなか、
糖質制限食がどんどん広がり、
会員の申し込みも増え、
さまざまな会員の方のご意見も耳に入り、
わたくしは、
与えられた仕事に従うだけではなく、
自分なりの意見を言うようになりました。

事務局にうるさがられることや、
嫌われることは、
正直、嫌でした。不安でした。

江部康二先生に意見するもの、
複雑な想いでした。

しかし、放っておけないことは、
たとえ自分が嫌われ役になっても
引き受けなくてはならない、
それこそが、
自分がここにいる意味ではないかと、
そう考えました。

たとえば、
講演会の開催地域が、
東京だけに集中しすぎていないか、
同じ、東京でも、中野という地区だけに集中しすぎていないか、
会報誌を発送するという約束が果たされていないのはなぜか、
会計を見せて欲しいなど、、。

受け入れて頂けたものもございましたし、
受け入れて頂けないものもございました。

しかし、いつも、わたくしは、最終的には、
江部康二先生のご英断に従って参りましたし、今もそうです。

受け入れて頂けないもののなかで、
重要だと思う案件については、
個人的にどうしたものかと、
ずっと、悩んでおりました。

そうこうしている最中にも、
糖質制限食はどんどん広がっていきました。

そうして、わたくしは、
リボーンが抱える事務体制の問題点を、
京都高雄倶楽部の方にご相談しました。
京都高雄倶楽部の方が、親身になって、
新しくリボーンを復活させてくださるアドバイスだけでなく、
手続きに加わって頂きました。
加わって頂くというより、
手続きを引き受けてくださいました。

その結果、
事務局の方が辞任されました。

新しい会について、
京都へ出向き、話し合いもしました。

新しい会について、
どのような会になるか、
東京で楽しみに待っていました。

そうして先日、
たまたま江部康二先生のブログで
新しい会が発足していたことを知りました。

青天の霹靂でした。

江部康二先生や京都のスタッフの方々にメールをしました。
どうしてなんだと。
顧問栄養士も、わたくしではなかったので、
正直、びっくりしました。

でも、お返事はありませんでした。



しかし、幸い、
江部康二先生と電話ができました。

新しい会に大柳がいないのは、大柳が、
サプリメントを扱うクリニックに勤務しているため、
とのことでした。

新しい協会はサプリメントを扱う医療機関とは
一線を画すとのことでした。

江部康二先生はかねてより、
サプリメントにまつわる
高額なものを売りつける
というイメージをもたれておられました。
わたくしも、
そのような使い方は良くないとお話しておりました。

お電話で、
最後に、
江部先生からは、

わたちたちは、喧嘩したわけでもない。
これまでもたくさん本を出してきたし、
これからもいっしょに仕事をしていくことに変わりはない。
と。

有り難いお言葉でした。
ショックが少し落ち着いた瞬間でした。

そしてもちろん、わたくしは、
江部康二先生のご英断に従い、
すべてを受け入れました。

当初、顧問栄養士だった佐々木さんは、
わたくしが新しい会に参加しないことをご存知ないまま、
顧問栄養士の役割をお引き受けしたようで、
その事実を知り、
辞任されたと、
一昨日、ご挨拶を頂きました。

東京で、同じ管理栄養士の仲間として、
糖質制限食の普及に努めとうと話しました。

このような経緯でございました。

ご心配頂きました皆々様、
改めて御礼、そしてお詫び申し上げます。

ただ、とくにリボーンの一件に関しましては、
さまざまな個人の事情もございます。
詳細は、わたくしの口からは言えませんし、
今回も、経緯のみで、
詳細は控えたご報告とさせて頂きますこと
何卒ご了承のほどお願い申し上げます。


最後に、サプリメントに関して、
自分が納得して使用するのが前提だと思います。

だれかに無理やりすすめられたから、
というのは、
サプリメントの使用だけでなく、
薬にしても、
健康食品にしても、
本人の意思が大事だと思います。

わたくしは、
サプリがいいか、漢方がいいか、
また、
薬がいいか、糖質制限食で薬を飲まないのがいいか、
すべて、
患者さんが決めることだと思っています。

そういう意味で、
わたくしは、
いま、
糖尿尿の患者さんが
一律、糖質たっぷり食を食べて、
薬を飲んで、インスリンを打って、
それでも合併症にすすむのは、
糖尿病だから仕方ないんだと、
あきらめるしかないのは、
カロリー制限食しかないため、
それしか選びようがないからだと思います。

糖質制限食を選択できる、
そのような環境を作っていくことが、
わたくしに与えられた使命であると
認識しております。

そして、
同じ糖質制限食でも、
今後は、
いろんなやり方を、
模索していかなくてはいけない時期にあると考えています。

わたくしは、
何事も、
ふりこのように、
あっちか、こっちか、
二極化の思想では、
いけないのではと考えています。

どちらかが、絶対的に善で、
どちらかが、絶対的に悪はないと思っています。

糖質オフの商品も、
もちろん、
江部康二先生のお墨付きであれば安心です。
とくに、わたくしの家族もそうですが、
糖尿病の方は、摂った糖質量に比例して
見事に血糖が上がります。

しかし、すべて江部康二先生のお墨付きでないと、
それは良くない商品かというと、
そうではないと思います。
いろんな事情で、
たとえばお金がないとか?
お墨付きがなくても、
糖質が低く、
血糖値の影響も少なく、
美味しくて、
お値段も、購入場所も手軽で、
などなど、
よい商品があったら、わたくしに出来る事があるのなら、
応援したいと思っています。

また、
江部康二先生は、わたくしの尊敬する先生で、
糖質制限食がこれほど広まる以前から、
たくさんご教授頂き、
また、わたくしが東京でひとり、
孤軍奮闘しているときに、支えてくださり、
孤立無援で落ち込んでいるときは、励ましてくださり、
一生、
江部康二先生の背中を追いかけていきたいと思っております。

しかし、
勤務するクリニックで、
いつもご教授頂いている
姫野友美先生
西澤真生先生をはじめ、

糖質制限理論を、
学会の場なのでご教授頂けます、
北里研究所病院の糖尿病センター長
山田悟先生、

先日、仙台で
江部康二先生といっしょに講師をつとめさせて頂いた会で
座長をつとめていただきました
東北大学の
佐藤文俊先生
森本玲先生

脳の栄養や生化学の理論について、
たくさんのご教授を頂いています
溝口徹先生
たくさんの先生方にご教授を頂きながら、
先生方の治療に役立つ食事の摂り方をアドバイスするのが、
管理栄養士であるわたくしのつとめであると認識しております。

これからも、
皆様といっしょに、共に、糖質制限食の普及に、
鋭意、尽力させて頂けましたら幸いです。

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コメントコメント


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率直で真摯で・・・

職場PCのお気に入りには、このブログをいつでも見られるように入れておりますが、欠かさず毎日ブログを拝読している訳ではなくて、著書も2冊しかもってませんが、たまたま今朝拝見した「想い」の内容に、なぜか心が動かされました。率直で真摯で・・・。ステキな方だなぁと・・・。関西に来られたら、講演があったら、会いに行きたい!と強く思いました。えっ、まさか惚れた?のか(笑) 正直な想いを伝えてもらえてよかったぁと感謝の気持ちです。ありがとうございました。

oyasam | URL | 2013/06/10 (Mon) 10:11 [編集]


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| | 2013/06/10 (Mon) 10:33 [編集]


先生、率直な意見をきちんと述べてくださり、ありがとうございます。こんどの会のことを聞き、なぜ、大柳先生の名がないのか、また桐山先生の名がないのか、少し聞いておりました。一般糖尿人である、わたしたちにとって、江部先生や大柳先生や桐山先生は、糖質制限の旗手と思っております。そんな中の会の発足は、なんとすばらしいことかと思っていたのですが、先生方の名がないのに、がっかりしました。
もっと、手を携えて、いまの医学界へ石をなげていけないものかと思うのです。どんなにいい意見や説でも、なかまわれがいちばんいけないと思いました。
先生の姿勢、ストレートで、すてきです。
また、低糖の食品が、柳の下をねらうものがぞくぞくでてきてもやむを得ないと思います。その流れが、あんがい、世間を変えていくと思うのです。シャネルもエルメスも偽が出て、本物との差がわかるというもの。糖尿人がかしこくなるきっかけにもなると思うのです。
そんなことに、がちがちしていることこそ、おかしいと思います。
とにかく、少しでも、低糖の食品がふえること、手軽になること、それが願いです。
オーガニックだって、紆余曲折の結果、いま、当たまえになってきたんですもの。
がんばりまっしょい。

hikidashi | URL | 2013/06/10 (Mon) 11:11 [編集]


「想い」をいただきました

NPO糖質制限食ネット・リボーンに入会し、気が付けば姿が消えて、なんだか消化不良の状態でした。でも、管理栄養士の大柳さん、佐々木さんとお知り合いになれただけも・・、なんて納得していました。
これで、なんだかすっきりしました。
いつも、理路整然とした文章を書かれる大柳さん、理論に裏付けされた料理の実践指導者佐々木さん、私の糖質制限生活に欠くことのできないお二人です。
これからも、よろしくご指導ください。
ありがとうございます。

ぽんぽこダリア | URL | 2013/06/10 (Mon) 11:12 [編集]


応援しています!!

糖質制限で救われいる糖尿病患者です。私はリボーンの会員でも、また新しく立ち上がった会の会員でもありません。糖質制限歴もまだ短い方だと思います。先生のブログいつも拝見しています。今日のブログも拝見し、ただ一言「応援しています」とお伝えしたかったのです。私自身もいち糖尿病患者として、糖質制限がもっともっと広がり、理解してくれる医師が増えることを願っている一人です。先生と立場は違えど想いは同じではないかと思っています。先生がお考えになるレシピ、日々のご活動やブログ等で発信なさるメッセージ をどれだけの方が役立ておられるか…きっと沢山いらっしゃるでしょう。どうか患者さんにとって、身近な存在でいてください。先生が思うやり方で活動なさって下さい。私の住んでいる所では糖質制限に理解のある医師はいなさそうです。私の主治医も反対である意味、孤軍奮闘しています。毎月の検診では同じ糖尿病患者さんがいて、高血糖でも全く気にしている様子もなく笑っている方、車椅子の方や杖をついておられる方、そんな方たちを見ると知らない方ですが胸が痛みます。長くなりましたが、糖質制限が糖尿病患者の食事療法の選択肢として当たり前となるよう、また糖尿病の予防の一つとなるよう願っています。先生、益々のご活躍期待していますm(_ _)m

ほっとろぉど | URL | 2013/06/10 (Mon) 17:44 [編集]


心の悩みに打ちのめされても

 こんばんは。先生の心中お察しいたします。この一件で一睡もできず、悶々と一夜を過ごされたことと思うと
胸が痛みます。が、もともと、糖質制限療法は異端児的な食事療法(本邦では)ですから、あえて群れずに、管理栄養士としての職責を全うしてください。孤獨な戦いでしょうけれども、家族、否、すべてのDM人のために。ちなみに私も、日常的にEPA(霜焼け防止)とマルチミネラル(こむらがえりの対処)のサプリメントを常飲しています。これに対し、エビデンスの不確かな漢方薬を常飲しているほうが理にかなっているという医師が多いのは、漢方薬の薬価が高いことに起因していると思います。患者が納得していればよいのですが、個人の見解に任せるべきです。それにしても、ニューズシェフの事業撤退は残念でした。高雄でうっているだし醤油はニューズシェフのレシピそのもの(後継品)だと思いますが、製品自体が完成度の高いものなので、販売元がかわっても支持されるべき商品だと思います。

武藤 幸夫 | URL | 2013/06/10 (Mon) 22:21 [編集]


Re: 率直で真摯で・・・

oyasam さま
この度は、コメント、有り難うございました。
とても心強く、とても嬉しかったです。
是非、関西で講演会などございましたらお会いできましたら光栄です!

tamami oyanagi | URL | 2013/06/12 (Wed) 07:22 [編集]


Re: タイトルなし

ちは さま
この度は、コメント、有り難うございます。
桐山先生ともお話しておりますが、
おやじダイエット部で、お会いできましたら光栄です!
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

tamami oyanagi | URL | 2013/06/12 (Wed) 07:24 [編集]


Re: タイトルなし

hikidashi さま
コメント、有り難うございました。
わたしも、
ひとつに、執着、集約してしまのではなく、
みんなで共に、という気持ちを以前から強く持っていました。
これからもどうぞ宜しくお願い致します!

tamami oyanagi | URL | 2013/06/12 (Wed) 07:28 [編集]


Re: 「想い」をいただきました

ぽんぽこダリアさま
コメント、有り難うございました。
リボーンの皆様には本当に申し訳ないことばかりでした、、。
言うに言えない期間が長く、
わたしも、早く本当のことをすべて言いたかったのですが、
心苦しかったですが、
今回、結果的にご報告できて良かったです。
こちらこそ、今後とも何卒よろしくお願致します!

tamami oyanagi | URL | 2013/06/12 (Wed) 07:30 [編集]


Re: 応援しています!!

ほっとろぉど さま
コメント、有り難うございました。
とても心強い想いになりました。
これからも、糖質制限食の普及に、鋭意、努めます!
これからも、どうぞ、宜しくお願い致します。

tamami oyanagi | URL | 2013/06/12 (Wed) 07:31 [編集]


Re: 心の悩みに打ちのめされても

武藤 幸夫 さま
コメント、有り難うございます。
これからは、自由に、わたくしなりの発信の仕方で、
糖質制限食の普及に努めたいと思っております。

「それにしても、ニューズシェフの事業撤退は残念でした。」

ほんとうに、そう思います。
嘆願書も届かず、、。
残念でした、、。
これから、新しい抵糖質の商品開発にも携わっていきたいと思っております。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します!

tamami oyanagi | URL | 2013/06/12 (Wed) 07:34 [編集]


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| | 2013/06/14 (Fri) 06:30 [編集]


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| | 2013/06/15 (Sat) 06:49 [編集]


Re: タイトルなし

柴犬 さま
コメント、有り難うございます。
まさに、同感です。ただ、
先生の本意なのか、
周囲の考えなのか、わかりません。

tamami oyanagi | URL | 2013/06/15 (Sat) 07:56 [編集]


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| | 2013/06/16 (Sun) 15:06 [編集]


Re: 生きる力

あつみ さま
コメント、有り難うございます。
心強く、有り難く、読ませて頂きました。
これからも、頑張って参ります!
またご一緒できます機会がございましたら幸いです。

tamami oyanagi | URL | 2013/06/17 (Mon) 07:13 [編集]


初めてコメントさせていただきます。

大柳先生の著作を参考に、まだ糖質制限を初めて2カ月ほどしかたっていませんが、体調の変化に驚いています。と同時に、糖質制限食に対する興味がわき、もっと勉強したいという気持ちが強くわいてきました。今回先生の真摯なお言葉に胸打たれ、初めてコメントさせていただきます。これからもどうぞよろしくお願い足します。

minapon | URL | 2013/06/18 (Tue) 07:34 [編集]


Re: 初めてコメントさせていただきます。

minapon さま
ちょうど、ブログの更新をしており、PCにむかっておりました!
コメント、拝受。
有り難うございます。
とても心強いです。

> 大柳先生の著作を参考に、まだ糖質制限を初めて2カ月ほどしかたっていませんが、体調の変化に驚いています。
糖質制限食は、
肥満解消だけでなく、
わたくしの場合、
長年、悩まされていた
指の湿疹や顔の赤みがなくなりました。

主食でおなかを満たさない結果、
おかず=たんぱく質が増えるのも、
良いことなのだと考えています。

どうぞ、今後とも宜しくお願い致します!

tamami oyanagi | URL | 2013/06/18 (Tue) 07:47 [編集]


早速ありがとうございます。

先生、早速ありがとうございます。これからも、先生のレシピを参考に、自分の体と相談しながら、体調維持に努めたいと思います。ちなみに、我が家の昨夜の夕食もココナッツエビカレーでした(笑)。

minapon | URL | 2013/06/18 (Tue) 08:05 [編集]


影ながら応援しております

6月10日こちらの『想い』がブログにアップされてほどなくして、

●ドクター江部の糖尿病徒然日記
●あらてつの糖質制限な日々

両ブログからこちらのリンクが外されている事に気が付きました。そこで、あらてつさんの6月14日のブログへ本文とは関係ないコメントとなる事をお詫びしつつ、リンク削除の理由を問うコメントを入れました。

コメントには返信もなく、今日現在そのコメント自体掲載されておりません。他の方のコメントは掲載されているので、意図的に削除されたのでしょう。

あらてつさんの別の顔を見た感じがしました。

一年ほど前より糖質制限について江部先生、あらてつさんのブログからもいろいろと勉強させて頂き、感謝の気持ち、応援していきたい気持ちがありましたが、今回のお二方のご対応には正直がっかりさせられました。

大柳様へ
私のコメントへはご返信は不要です。
読者の皆様方へ今回のリンク削除という対応を知って頂きたくコメントいたしました。
大柳様の今後のご活動を影ながら応援しております。

一読者 | URL | 2013/06/18 (Tue) 15:20 [編集]


Re: 影ながら応援しております

一読者さま
コメント返信不要とのことでしたが、
どうしても御礼をお伝えしたく返信させて頂きました。
この度は、お心遣い頂きまして、
本当に有り難うございます。
心強い想いでいっぱいになりました、、。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します!

tamami oyanagi | URL | 2013/06/19 (Wed) 05:44 [編集]


 
 

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