梅雨前線、20日も西日本に停滞…大雨続く恐れ
2013年6月19日(水)22時6分配信 読売新聞
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日本列島は19日、梅雨前線の活動が活発化した影響で、北陸、中国地方などで強い雨が降った。
20日も前線は西日本に停滞する見通しで、気象庁は同日夕方までの24時間に近畿地方の多いところで200ミリの雨量を予想し、河川の氾濫や土砂災害、落雷、竜巻への注意を呼びかけている。
19日午後9時現在の24時間の最大降水量は、石川県七尾市で219ミリ、島根県大田市・福光で192ミリとそれぞれ観測史上最大を記録。広島県北広島町でも195ミリ、鳥取県境港市では92ミリだった。
19日に山陰、北陸付近にあった梅雨前線は20日にかけて近畿をゆっくり南下するとみられ、同日午後6時までに予想される24時間降水量は近畿中部と南部で200ミリ、四国の瀬戸内海側で150ミリ、四国の太平洋側と中国地方で120ミリ。
西日本では21日も、台風4号から湿った空気が流れ込む影響などで、大雨が続く恐れがある。