加藤コミッショナー「迷惑をおかけした」
サンケイスポーツ 6月15日(土)7時0分配信
プロ野球の統一球を飛びやすいように変えながら公表していなかった問題で、日本野球機構(NPB)は14日、12球団への事情説明などのために東京・内幸町のNPB事務局で代表者会議を開き、第三者機関を設置して調査することを全会一致で決めた。
球団代表者会議を終えた加藤コミッショナーは、会見で混乱を招いたことを謝罪した。
「今回ボールが変わったことは下ぶれ(基準値を下回ったボール)を修正する行為。このことに着目すれば世間でいうところの不祥事ではない。ただその結果、選手や関係者の方々、ファンに非常な迷惑をおかけした。その点は大変な失態であったと猛省している」
一方で、球界トップは自身の辞任について改めて否定。「一日一日、役目は全うしていくつもりです。コミッショナーとして期待に沿えることができるように磨きをかけて、(日本野球)機構を強くしたい」と話すにとどめた。
最終更新:6月15日(土)7時34分