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【統一球問題】反発係数検査結果を公表

スポーツ報知 6月15日(土)7時3分配信

 日本野球機構(NPB)が、今季から統一球を極秘裏に飛びやすく変更していた問題で14日、都内で12球団代表者会議が行われ、加藤良三コミッショナー(71)らが経緯を説明した。コミッショナーは「大変な失態」と認めあらためて謝罪したが、辞任についてはこれまで通り否定した。12球団は真相究明のため第三者委員会を設置し、7月10日のオーナー会議で調査結果を報告する予定。また、球団関係者からも、今回の騒動に責任があったとして反省の言葉が相次いだ。

 NPBは14日、これまでの統一球反発係数の検査結果を公表した。11、12年の計7度の検査では全て、平均値が目標の0・4134を下回ったが、許容範囲として認められている下限の0・4034よりは高かった。今年の2度はいずれも0・416だった。

 1度の検査で、6球場の備品から1ダースずつ抽出した計6ダース(72球)が調べられる。6種類の速度で鉄の壁に球をぶつけ、はね返ってくる速度を計測。球の品質のばらつきは避けられないため、反発係数には上下に0・01の公差(許容範囲)が認められている。

 検査対象となる球場は、NPBの担当者が抽出する当日に通告。結果はすぐにコミッショナーに報告するという。

最終更新:6月15日(土)7時24分

スポーツ報知

 
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