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「日本のコミッショナーが野球を変えたことを謝罪」米報道

サンケイスポーツ 6月15日(土)16時17分配信

「日本のコミッショナーが野球を変えたことを謝罪」米報道

会議後の会見で席につく加藤良三コミッショナー=千代田区・日本野球機構(撮影:塩浦孝明)(写真:サンケイスポーツ)

 “飛ぶボール”騒動が太平洋を越えて米国でも話題になっている。米NBCスポーツ電子版は14日(日本時間15日)、日本野球機構(NPB)が統一球を飛びやすいように変えながら公表していなかった問題について注目。「日本のコミッショナーが野球を変えたことを謝罪した」との見出しで大騒動を紹介している。

 加藤コミッショナーは東京・内幸町のNPB事務局で14日に謝罪会見を行ったが、この際の「選手や関係者の方々、ファンに非常な迷惑をおかけした」とのコメントを紹介。同電子版では2011年は939本、2012年は881本だった本塁打数が今季は11日の時点で512本を記録し、このペースでいけばシーズン終了後には1297本に到達するとして「ラビットボール(飛ぶボール)の影響で日本(の球界)は異常な事態に陥っている」と伝えている。

 今回の騒動は今季の開幕から使用している統一球の反発度を公表せず高めたことから本塁打数が急増。これに不振を持った選手会の追及で発覚したものだが、同電子版は日米の野球事情の違いについても言及。「米国では攻撃力の向上はステロイドの使用の告発に結びつくが、日本での騒動はバット、球場そして野球自体の些細な変化が攻撃力を劇的な変化に導くことができるのを示している」としている。

最終更新:6月15日(土)16時37分

サンケイスポーツ

 
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