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横須賀の核燃料製造工場で容器接触事故
6月13日 23時7分

横須賀の核燃料製造工場で容器接触事故
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神奈川県横須賀市にある原子力発電所の核燃料の製造工場で、粉末ウランが入った容器が、コンベヤーの上で接触するトラブルが起き、会社は、作業員の被ばくや周辺の環境への影響はないとしていますが、原子力規制庁に報告するとともに操業を中止して原因を調べています。

トラブルが起きたのは、横須賀市にある核燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」の工場です。
会社によりますと13日午前11時半すぎ、およそ16キロの粉末ウランが入った金属製の容器を運ぶコンベヤーが緊急停止し、2つの容器が接触した状態で見つかったということです。
核分裂が連鎖的に続く臨界を防ぐために、コンベヤーの上では、30センチ以上の間隔を空けて容器が運ばれるよう安全装置が設けられていましたが、この装置が作動しなかったということです。
会社によりますと2つの缶に損傷はなく、作業員の被ばくや放射性物質による周辺の環境への影響もなかったということです。
会社は、2つの容器に入っていたウランが仮に混ざったとしても、臨界に達しない量だったとしていますが、今回のトラブルを原子力規制庁に報告し、操業を中止して原因を調べています。

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