四条定史『攻めるが乙女❤』
下着は死装束というとことで、前田慶次が主人公である『花の慶次』を更にパロディした部分もあって、ナイトライダーやら処刑ライダーやら、かなり色々な元ネタを混ぜ込んだ作りで面白かったですね。
さて本日は、四条定史先生の初単行本『攻めるが乙女❤』(コアマガジン)のへたレビューです。表紙絵はこう誘惑的な表情も大変よろしいのですが、おぱーいを下から掬いあげる様な手の位置もまたよいですな。
明るい雰囲気の中、スレンダー巨乳な美少女・美女の積極的なラブエロアタックを満喫できる1冊となっております。
描き下ろし作品を除き、1作当りのページ数は全て20Pと標準的な分量で安定。エロの満足感を打ち出しつつ、読み口の軽いシナリオでまとめた作品構築であり、ページ数相応のボリューム感でバランス良くまとまっていると言えます。
【ヒロイン達のラブエロアタックの生む棚ボタ的幸福感】
表紙絵のお姉さんの艶姿や帯の訴求文から、女性主導型で男性にとってちょっとMっ気のある作品を期待される方もおられるかもしれませんが、作劇の方向性自体は割合にポピュラーなラブコメディで概ね統一。
この作品に関しても、SM的な方向性にディープに踏み込んでいくことはあまりせず、あくまでライトタッチで描いており、他のラブコメ・エロコメ系の作品と陽性の雰囲気はしっかり共通しています。
なお、各作品において、シナリオやエロシーンにおいて女性側がリードする傾向は明確に存在しており、前述の短編のようなアブノーマル感を出すこともありつつ、基本的には棚ボタ的な幸福感を喚起することを主眼としていると感じます。
短編「OLに癒しを!」を筆頭に、年上お姉さんにちょっと妖しく翻弄される喜びなどを含ませる作品も目立っており、その意味では帯の訴求文にある“されるがママ”の良さは看板に偽りなく出ているとも言えるでしょう。
ヒロイン側の優位性をラストまで保ちつつも、終盤展開において愛情故の悪戯心であることを示すなど、恋愛モノとしての甘さを忘れずに添加するまとめ方も良好であり、概ねオーソドックスな棚ボタ展開に終始しつつ、良くも悪くもソツなくまとめ上げているのは作劇面における長所と評したいところ。
【エッチに積極的なスレンダー巨乳の美少女ヒロインズ】
保険医さんやOLさんといった大人ヒロインも少数名投入しつつ、ヒロイン陣の主力を担うのはミドル~ハイティーン級のJK美少女さん達。
黒髪ロングでメガネっ娘なクール系美少女や、競泳水着の日焼け跡がまぶしいポニテスポーツ少女、ドSな後輩ちゃんに優しい性格ながらちょっと悪戯心もあるお姉さんキャラクター等、キャッチーな設定の美少女キャラクターを様々に用意しているのも短編群ならではの強み。
前述した通りに性愛に関して強い積極性を示す女性キャラクターが多いですが、そこにツンデレ的な不器用さを込めたり、年上ヒロインの誘惑の妖しい魅力を含ませたりすることで、キャラ設定に合った雰囲気の出し方をしているのも○。
全裸エッチになることもありますが、太股にぴっちり張り付くストッキングや水着などで、セクシーさ十二分な肢体のラインを魅せる衣装が頻度高くチョイスされているのも特徴でしょう。
初単行本ながら安定感の高い絵柄は、オーソドックスなアニメ/エロゲー絵柄としてのキャッチーさを有しており、分かり易さが先行する分、やや華や個性に欠けるきらいはありますが、修飾要素によって絵柄の印象があまりされないこともあって表紙絵との互換性はかなり高いとも言えます。
【エロボディがしっとり濡れる熱っぽいエロ描写】
ヒロイン達の積極的なアタックや誘惑もあって、スムーズにエロシーンに雪崩れ込んでおり、カラーページの存在によるエロシーンの分割構成でシークエンスとしてのタメが不足することもありつつ、標準的な分量を濡れ場に確保。
ラブエロ系として固めつつも、その範囲内でエロシチュエーションの多彩さを生み出しており、前述したMっ気を刺激する詰られプレイや、姉妹ヒロインとの3Pセックス、ローションぬるぬるセックスに乱交の中での露出羞恥系プレイなど、あくまでライトな雰囲気を保ちつつも各種シチュエーションを取り揃えています。
エロ展開序盤においては、ヒロイン側のアドバンテージを明確に保たせ、自らのエロバディを主人公君に押し付けたり、お口やバスト、手などでおち○こにたっぷりサービスしてくれたりな前戯パートで、主人公と読み手を辛抱たまらん状態へと興奮を高めていきます。
男性キャラクターによる愛撫やキスシーン等にも前戯パートにおいて描写を割く分、抽送パートが量的に圧迫されてしまうこともあるのは玉に傷ですが、前戯・抽送パートにそれぞれ、もしくはピストン運動でのもしくは抜かずの2連発など、抜き所を複数設けるエロシーンの構築は実用面での一つの魅力でしょう。
パーツをアップする小ゴマや肢体描写の周辺に描く断面図などの配置に、視覚誘導が意識されていなかったり多少細かく切り過ぎている部分があったりしますが、すらりと伸びる脚で枠線をぶち抜いたり、スレンダーな肢体のしなやかさを長方形コマで強調したりと、作画面で行為や女体を魅力的に描き上げる技量を感じさせるのも個人的にはグッときたポイントです。
積極的なお姉ちゃんキャラに甘く籠絡されたい諸氏には大変に好適な抜きツールであり、構築そのものはごくオーソドックスであくまで快活な雰囲気ですので「Mっ気はあまり無くて・・・」という方もご安心あれ。
個人的には、日焼け肌美少女とのアグレッシブな3連発エロが拝める短編「日焼けはお好きっ?」と、クールメガネなパンスト美少女のお安くないラブアタックを甘受できる短編「図書室誘惑大作戦!」が特にお気に入りで御座います。
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また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。