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関電社員「停電させた」疑い 書類送検
6月18日 21時1分

関西電力の社員が先月、変圧器などを勝手に操作して、大阪市内の住宅や店舗などおよそ130軒をわざと停電させたとして書類送検されました。

書類送検されたのは、関西電力難波営業所の37歳の男の社員で、警察の調べによりますと、先月31日の夜、大阪市内の路上に設置された変圧器などを勝手に操作して、浪速区や天王寺区の住宅や店舗など132軒をわざと停電させたとして、偽計業務妨害の疑いが持たれています。
停電は午後9時ごろから11時ごろにかけて起き、関西電力が原因を調べたところ、電気の接続を遮断する操作が行われていた疑いが浮上し、会社側が警察に被害届を出していました。
この社員は、今回の設備について、ふだんから管理や点検を行っていたということで、警察の調べに対し、「忙しい職場環境に不満があり、トラブルが起きれば会社が現場に人を増やし、楽になると思った」と話しているということです。関西電力の笹川敬祐室長は記者会見し、「当社の社員が故意に停電を起こしたのは痛恨の極みであり、お客さまや地域の皆様に深くおわびします」と謝罪しました。

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