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個人情報問題 米ヤフーが件数公表
6月18日 18時44分

個人情報問題 米ヤフーが件数公表
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アメリカの情報機関が、極秘に大量の個人情報を収集していた問題で、アメリカのIT企業、ヤフーは、17日当局から情報提供の要請を受けた件数が先月までの半年間で1万2000件から1万3000件に上ることを明らかにしました。

この問題は、アメリカのNSA=国家安全保障局が、テロ対策の一環として、大手通信会社やIT企業などから個人の電話の通話記録や電子メールの内容などを収集していたもので、企業側は、利用者からの批判を受け、当局からの要請内容の公表を認めるよう政府に求めていました。
これについてアメリカのIT企業、ヤフーは、17日当局の了解を得たとして、要請を受けた件数を公表しました。
それによりますと、5月までの半年間に一般の犯罪捜査のほか、安全保障を目的とした外国情報活動監視法に基づくものも含め、合わせて1万2000件から1万3000件の要請があったとしています。
この問題では、IT企業のフェイスブックやマイクロソフト、それにアップルも当局から要請された件数を公表していますが、今回のヤフーが公表した件数が最も多くなっています。
一方、グーグルは、当局から情報提供の要請を受けた件数について、安全保障を目的としたものと一般の犯罪捜査のためのものを合わせて公表しても、利用者のためにならないとして、詳細な情報の公表を認めるよう当局に求めています。

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