最終更新: 2013/06/19 14:44

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自衛隊と米軍による離島奪還訓練の狙いを分析しました。

アメリカで行われている自衛隊とアメリカ軍による離島奪還訓練で、ヘリコプターや揚陸艇を使った上陸作戦が公開されました。
中国が難色を示す中での訓練、その狙いを分析しました。

砂煙を上げて上陸する揚陸艇。
これは、6月10日からアメリカの西海岸サンディエゴの沖およそ120kmにあるサンクレメンテ島などで行われている、日米共同統合訓練「ドーン・ブリッツ」。
離島の奪還・防衛というシナリオのもと、陸海空の自衛隊が初めて合同で参加し、実戦形式で行われている。
実際にサンクレメンテ島に上陸する訓練が始まると、陸上自衛隊員が、次々とCH-47から降りてきた。
今回の訓練、大型輸送ヘリや、オスプレイなどを使った上陸作戦に加え、水陸両用の揚陸艇を上陸させるなど、海からのアプローチにも重きが置かれた。
軍事評論家の岡部 いさく氏は「この演習で大事なのは、陸海空の3自衛隊が一体となって、さらにアメリカ軍とも連携して作戦できる、つまり統合作戦能力を高める演習だったということですね」と話した。
米中首脳会談の直後に行われたこの演習に対して、中国はこれまで難色を示していた。
この演習が、今後、日中関係にどのような影響を与えるのか。
岡部氏は「離島防衛・奪還に限らず、いざというとき日本はできることやる、やるべきことをできるようにするということを米軍の前で示したというのが、この演習の最大の成果でしょう。そういう日本の姿勢と、それを支えるアメリカという関係、そこに中国は一番神経をとがらせているんじゃないでしょうか」と話した。

(06/19 01:01)


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