週刊ポストでしか書いてないので、もうスルーしちゃおうか、ダルイしとか思っていた話。4/5の記事で、皇太子様・雅子様とご一行が長野へスキーに行く途中の東京駅で「税金泥棒! 仮病・さぼりの税金泥棒! 皇室から出て行け!」と言われてしまったという話。
Googleでもポスト以外ひっかからない。
ちなみに、ふと思って「皇室エロ画像」で検索したが、それらしきものはヒットしなかった。そんなものは皇国には存在しなかった。めでたしめでたし。
午前11時過ぎ、東京駅に到着された皇太子ご一家は、駆けつけた人々に手を振りながら、改札口へと向かった。ご一家が改札を通り過ぎた、そのときだった。雅子さまを震撼させる事件が起こる。その場に居合わせた60代ぐらいの男性が、
「税金泥棒! 仮病・さぼりの税金泥棒! 皇室から出て行け!」
と大声で罵声を浴びせたのだ。突然の出来事に驚かれた雅子さまは、愛子さまの手をさっと掴まれ、ご自分の体のほうに寄せられ、一瞬凍りついたご様子だったという。声をあげた男性はすぐに近くにいた4、5人の警察官に取り押さえられ、周囲は騒然となった。
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ご婚約時から極右は反対モード
この右翼と思われる男性が放った言葉は今に始まったことではない。これ、ご婚約時にはもう極右の連中が言っていたのだ。
私の身辺の極右連中はおよそ反対して、「なんでどこの馬の骨ともわからん女と」とまでは言わないものの、それに近いことを言って反対していた。要するに、華族とかでないとダメという理屈らしい。まぁ、でもそれは分かる。やっぱ、民間と育ちが違うし、血統の問題もある。あと、年齢がやや高かったのが理由だったみたいだ。男子が生まれるまで頑張れるかを当時気にしていた。余計なお世話って感じで、どこの姑(しゅうとめ)かって感じだ。
で、神道系も反対していた。
かくいう、まほさんも当時は反対していた。というのも、皇室行事に耐えられる女性に思えなかったからだ。というわけで、思えなかっただけで反対していた。我ながら酷い理由だ。
まぁ、こいつら昭和天皇陛下が美智子様とご結婚された時も同じこと言ってたわけで、相当こだわりがあるようだ。
短い家系図だが、小和田家というのは「庶民」である。
この「庶民」と結婚というのが皇室的には問題あるというのだ。
先ほども書いたが、美智子様も「庶民」出身である。さらにいえば、「文仁親王妃紀子」殿下もそうだ。いまさら、庶民を問題視するというのは表向きの理由だ。
女系になる危険性からの反対
売国奴の小泉が首相の時に「女系天皇」なんていう話があった。しかし、女系天皇とか認めちゃうとヤバイことになってしまう。過去、女系天皇はいたけど、それは特殊な事情であって、系統的には女系ではなく男系を維持してきた。要するに、染色体の話だ。
ここで女系になると、神武天皇から続くY染色体が途絶えるわけである。ま、どうでもいいといえば、どうでもいいような話であるが、問題は婿殿(ムコドノ)である。天皇家は、そのムコドノの血統になってしまうのだ。これは選ぶのにひともんちゃくあるに違いない。ぶっちゃけ、メンドーだ。
というか、歴史的に「新王朝」になるのである。
これ、絶対にひともんちゃくあるし、殺し合いの勢力争いにまでなる可能性を秘めている。その際には、吾輩もぜひ参戦して「眞子内親王」をゲッチュしようかと思っている。さぁ、今からオトコを磨く時間だ。ゴシゴシ。
というわけで、女系だとmahoroba23さんの参戦とかあってめんどいので
女系はないなというわけだ。
ちょっと前に、「皇太子殿下、ご退位なさいませ」という記事が話題になった。いや、なってないかもしれないけど、そんなのが存在した。『新潮45』に掲載された記事で、山折哲雄という皇室関係の有識者が皇太子様にご退位をすすめ、秋篠宮殿下に「譲位」してはと薦めたのである。正確な言葉でいえば、「譲位して、民間に下ったほうがよろしいかと」という表現なんだが、まぁそれはおいておこう。(即位してないのに、退位もなにもない)
で、ごぞんじのとおり、今の皇太子殿下は女の子ばかりだから、ここは男系で行くことになる。だが、しかしこのままだと。
今上陛下 → 皇太子殿下 → 秋篠宮殿下 → 悠仁親王
という流れになってしまう(男系男子優先)。そうなるなら、最初から「今上陛下 → 秋篠宮殿下」の方がよくねという話になるのだ。これは、以下の流れがスムーズにいく可能性が低いからである。
※現皇室典範 第一条:皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承する。
皇太子殿下 → 秋篠宮殿下
年齢もそう変わらないし、皇太子殿下が即位して崩御(おひ)してから、秋篠宮殿下になりましたとか、それ本当にそうなるわけ? という話である。
まぁ、なんか「失礼だな、チミは!!」みたいな話だが、現実的な話なので仕方がない。
悠仁親王の即位を短くするほうが良いというのが退位派の主張
このままの血統でいけば
今上陛下 → 皇太子殿下 → 秋篠宮殿下 → 悠仁親王
となるのは明白だ。
これでいいじゃんという気もするが、赤文字のところがスムーズに行かない気がする。というか、在位が短くなる気がする。さらにいえば、悠仁親王が即位するまで余計に時間がかかるとうわけである。
巡り巡って「税金ドロボー」と言われる
そういう問題もあって、皇太子様・雅子様とご一行が長野へスキーに行く途中の東京駅で「税金泥棒! 仮病・さぼりの税金泥棒! 皇室から出て行け!」と言われてしまったという話が出てくる。女の子しか生まず、皇室行事もやらず、病気がちで(さぼってんだろうけど)文句言われているのだ。
ただ、これも実はかわいそうである。
というのも、皇室というのは「イジメの温床」だからだ。これ、本当の話である。
美智子様の時も相当やられたが、随分と我慢強い姫様だった。
これが、雅子様でも起きているのだ。それも、結婚すぐに。
なもんで、相当やられてまいっちゃってるのである。
そういう事情があるのだが、それを克服せいと強制するのが「税金泥棒! 仮病・さぼりの税金泥棒! 皇室から出て行け!」とまでいう極右なのである。ま、それ以前に「不敬罪」だけど。
血筋の問題とか表向きはいうけれど・・・
血筋でいえば、美智子様の時と雅子様の時には反対していて、紀子様のときはそうでもなかった。紀子様は長子の系統ではなかったからだと思われるが、極右連中は当初から「紀子様のほうがいい」と主張していた。
これ、おかしな話である。紀子様も民間出身である。血筋でいえば、雅子様と変わらない。どっちも、役人や商人の家柄である。
血筋で文句を言うが、紀子様は良いというのだ。で、秋篠宮様が即位するほうが良いと結構早い時期から言っているのである。それも「若いから」とか、「素質がある」とかどうでもいい理由をこねくり回していた。
これ、なにかありそうだ。
組織的な動き
今回の東京駅での騒動だが、60歳男性が行ったとだけ報道されているが、これは組織的な動きである。
実はもともと秋篠宮殿下への譲位を目論むグループが事前に東京駅にも長野駅にもいたのだ。
で、これが「反創価学会」「反在日」のグループで、ここになにやら似非右翼の臭いがするのである。
この問題、目が離せない。追いかけてみたいと思う。
ただ、mahoroba23さんの新王朝争奪戦参加の方がネタ的には面白いかなと思う。