中国と北朝鮮 戦略対話始まる6月19日 11時56分
中国と北朝鮮の戦略対話が北京で始まり、この中で、北朝鮮のキム・ケグァン第1外務次官が、4年半にわたって中断したままの6か国協議の再開に向けて前向きな姿勢を示すかどうか注目されます。
中国と北朝鮮の戦略対話は、19日、北朝鮮のキム・ケグァン第1外務次官と中国の張業遂外務次官との間で行われるものです。
日本時間の午前11時前、キム第1外務次官や、北朝鮮外務省でアメリカとの交渉を担当するチェ・ソニ副局長を乗せたとみられる車が中国外務省に入り、話し合いが始まりました。
今回、北朝鮮としては、関係国との対話を通じて朝鮮半島の緊張緩和に努めているという姿勢をアピールし、とりわけアメリカに対して、みずからが呼びかけた高官協議に応じるよう促すねらいがあるとみられます。
一方、中国側としては、先の米中首脳会談で北朝鮮の非核化が重要な課題だという認識で一致したことを踏まえて、4年半にわたって中断したままの6か国協議の再開に結びつけたい考えです。
19日にはワシントンで、日本、アメリカ、韓国の3か国の局長級協議が開かれることになっており、それを前に、19日の中朝戦略対話で、北朝鮮が6か国協議の再開に向けて前向きな姿勢を示すかどうか注目されます。
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