抗議ケタ違い!NPBホームページに4000件…統一球問題
スポーツ報知 6月14日(金)7時1分配信
日本野球機構(NPB)が、今季から統一球を極秘裏に飛びやすく変更していた問題で、NPBホームページには、12、13両日で抗議のメールが約4000件も届く事態になった。その多くが「加藤コミッショナーは辞めるべき」「説明責任は果たせ」という一連の騒動の責任を球界トップに問うもの。午後6時までに寄せられたメールの大半が、12日夜にコミッショナーが行った会見後に書かれたもの。NPB関係者は「一昨年の震災による開幕延期騒動以来の反響の大きさ」と驚きの声を上げた。
また午前10時の始業と同時に抗議電話も殺到。8本ある回線がパンク状態に陥り、業務に支障を来したという。約200本の電話も大半は、コミッショナーの責任を問うもの。12日の抗議電話は60件にとどまっており、一気に3倍増となった。
当のコミッショナーは、下田事務局長と逐一電話で連絡を取りながら、13日以降の対応を協議したというが、ファンから直接抗議を受けるのは“隠蔽”の事実を知らなかった局員たち。ある局員は「これが仕事なので…」と話した。
最終更新:6月15日(土)6時22分