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統一球問題、12球団に説明へ 事務局長が辞意「伝えた」

産経新聞 6月14日(金)7時55分配信

 プロ野球で使用する統一球を公表せずに飛びやすく変更していた問題で、「コミッショナーの判断にお任せしている」などと辞任を示唆していた日本野球機構(NPB)の下田邦夫事務局長が13日、「自分の考えは決まっているので口頭で伝えた」などと話し、12日に加藤良三コミッショナーに辞意を伝えていたことを明らかにした。加藤コミッショナーからは「コンプライアンスの中で判断する」と言われたという。

 NPBは13日、12球団の代表者に対し、これまでの経緯などを説明する会議を14日に開催することを明らかにした。会議には加藤コミッショナーも出席する。また、混乱を招いたことを選手に謝罪するため、15日以降、各球場を回って事情説明をすることも検討中とした。

 NPBは昨年までの検査で反発力が規定より低い球が多かったとして、製造元のミズノ社に調整を依頼し、今季新しい球を使っている。11日に開かれたNPBと日本プロ野球選手会の事務折衝で明らかになったが、12球団はまだ正式な説明を受けていない。

 東京都千代田区のNPB事務局には13日夕方までに、200件以上の抗議の電話が殺到。NPBの公式ホームページにも、説明責任などを問うメールが前日と合わせ約4千通寄せられたという。

最終更新:6月14日(金)9時28分

産経新聞

 

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