統一球問題、第三者委で検証へ…「大変な失態」
読売新聞 6月14日(金)21時25分配信
プロ野球で使用されている統一球の反発力が昨季より大きくなった事実の公表が遅れた問題で、12球団の代表者会議が14日、東京都内の日本野球機構(NPB)で開かれた。
加藤良三コミッショナーは、会議後の記者会見で、統一球の仕様変更の公表が遅れた点について、「大変な失態。猛省している。新しい視点で事案を見つめてもらう」とファンや選手らに謝罪。第三者委員会を設置し、事実の確認と、公表が遅れた原因などを検証することを明らかにした。
会見で自身の進退について問われた加藤コミッショナーは「(第三者委の)検証を見ながらどうすれば一番良く責任を果たせるか考えたい」と語った。12球団を代表してパ・リーグの村山良雄理事長(オリックス球団本部長)らも出席。村山理事長によると、第三者委の人選はコミッショナー顧問の熊崎勝彦弁護士に助言を受けながら進め、7月10日の12球団オーナー会議までに報告を求めるという。
最終更新:6月14日(金)21時25分