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2013年6月18日(火) 19:05 |
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アルファあなぶきホールで避難訓練
南海トラフの巨大地震を想定した避難訓練が、高松市のイベントホールアルファあなぶきホールで、開かれました。 コンサートの演奏中に、地震が発生したらどう対処すべきなのか、こうした訓練は中四国では初めです。
高松港の近くにある、年間約43万人が利用するアルファあなぶきホールです、コンサートで演奏するのは陸上自衛隊の音楽隊で、18日は近くの小学生や保護者など、約400人が参加しました。 避難訓練は、震度6強の巨大地震が起こり、地震から3時間後には、2.6メートルの津波が発生するという想定で行われました。 揺れがおさまった後に、係員が観客を誘導します。 このホールは津波避難ビルにも指定されていて、実際に津波が発生した場合は、ホール2階のロビーに避難し津波がおさまるまで待機するということです。 訓練では、演奏を行った陸上自衛隊の音楽隊員も、避難者を誘導しました。 多くの人が集まるイベントホールであることから、車いすの人の搬送を想定した訓練も行われました。 30年以内に、高い確率で発生が予想される、南海トラフの巨大地震です。 これからは、こうしたあるゆる場所や場面を想定した訓練が、必要となりそうです。
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