2013年 6月 19日
岡山・香川でも大雨の恐れ
活発な梅雨前線の影響で岡山・香川では19日昼すぎからあすにかけて激しい雨が降る恐れがあり、気象台は土砂災害などに注意を呼びかけています。山陰沖に停滞する梅雨前線がゆっくりと南下し暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が不安定になっています。岡山県では19日昼すぎから今夜遅くにかけて、香川県では今夜から20日明け方にかけて1時間に30ミリの雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。朝6時までの24時間の雨量はいずれも多いところで岡山県北部と香川県が120ミリ、岡山県南部が100ミリと予想されています。気象台は低い土地での浸水や河川の増水、土砂災害などに注意を呼びかけています。

規制緩和でプレートなし運転が可能に
総合特区指定に伴う規制緩和で水島コンビナート内の決められた道路に限りナンバープレートを付けなくても車を走らせることができるようになりました。対象となるのは、水島コンビナート内にある三菱自動車の工場で組み立てられた車でこれまでは、臨時のナンバープレートを車体の前後に取り付けなければ走ることができませんでしたしかし特区指定に伴う規制緩和によって工場から輸送用の船が着く港までの間に限り後ろ側のプレートを付けずに走行できるようになりました。取り付けの手間が省けるほかプレートを外す際に車体に傷がつくリスクを回避できるということです。特区の申請を行った県ではこうした規制緩和により基幹産業である自動車業界の競争力向上に繋がればと話しています。

不在者投票の事務説明会
来月行われる見通しの参議院選挙を前に、病院や老人ホームなどで行われる不在者投票の事務説明会が岡山県庁で開かれました。説明会には不在者投票ができる施設に指定されている、岡山市と倉敷市の病院や老人ホームの事務担当者、約180人が出席しました。公職選挙法の改正で、今回の選挙からは判断能力が十分ではなく、成年後見人が付いている人への選挙権が認められています。説明会では、市区町村の選挙管理委員会が選定した立会人を投票に立ち会わせたり、選管職員の巡視や確認を受けるといった方法で、公正な投票に努めなければならないことなど、法改正の内容や手続きが県選管事務局から説明されました。指定病院などでの不在者投票は、公示日の翌日から投票日前日までの間、県内約430の施設で行われます。

シルバー趣味の木工作品展
高齢者が趣味で作った木工作品の展示販売会が岡山市役所で開かれています。この展示会は趣味で木工芸に取り組む岡山市の愛好家グループが年に2回開いているものです。会場には60歳から90歳までの8人の会員が作った盆や器など約700点が展示されています。最高齢の90歳津島久吉さんが作った飾り盆は国産のトチノキに色漆で描かれた獅子が強い存在感を放っています。作者が孫へ贈り物として作った積み木のおもちゃもあり、ヒノキの温もりが孫への優しい思いを感じさせる作品です。この作品展は21日まで開かれ、収益の一部は岡山市社会福祉協議会に寄付されます。