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2013年6月10日(月) 東奥日報 ニュース



■ 88回目命日、桂月の遺徳しのぶ

写真
大町桂月の墓に手を合わせる孫の芳章さん(右)
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 明治・大正期の文人で十和田湖や奥入瀬渓流の景勝を広く世に紹介した大町桂月(高知市出身、1869〜1925年)の88回目の命日にあたる10日、十和田市の蔦温泉で「大町桂月を語る会」(渡部毅会長)の関係者ら約30人が桂月の墓参りをした。桂月の孫・大町芳章さん=東京都在住、桂月が縁で十和田市と姉妹都市交流をしている高知県土佐町の西村卓士町長らも参列し、遺徳をしのんだ。

 桂月は蔦温泉をこよなく愛し、晩年は家族とともに本籍を移したほどだったが、病に倒れ、蔦温泉旅館の一室で56年の生涯を閉じた。命日のこの日は、桂月が眠る旅館近くの墓を、小山田久十和田市長ら関係者が訪れ、焼香して手を合わせた。

 84歳の芳章さんは「私もだいぶ年を取ったが、できれば毎年6月10日にはここに来て墓参したい。たくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございます」と参列者に感謝を述べた。

 蔦温泉を経営支援する城ケ倉観光(青森市)の宮本健四郎社長は取材に対し「桂月の遺産は蔦温泉の宝物。今後は若い世代の人にも見てもらえるような記念館的なものを整備したい」と話した。

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