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青森商議所に日商・観光振興大賞
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青森商工会議所(林光男会頭)が、日本商工会議所の「全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」で、最高賞の大賞を受賞した。10日、日商が発表した。県内の商議所の大賞受賞は初めて。「のっけ丼」や「帆立(ほたて)小屋」など、青森商議所が中心となって企画した事業が収益性を持ち、民間事業者が運営を引き継いでいる点が高い評価を受けた。
観光振興大賞は、地域の個性を生かし、他地域の模範となる観光振興活動に取り組んでいる商議所を表彰する賞で、日商が2008年に創設した。
古川市場ののっけ丼は、地域の食文化をテーマにした観光プログラムとしてスタートし、年間10万人の来場者を数える事業に成長。青森駅前の帆立小屋は、当初は期間限定だったが、人気が高く今春から常設となった。いずれも現在は民間事業者が運営している。
日商によると、事業が収益性を確立し、民間へと受け継がれた点や、通年で観光客を引きつける資源の開発に地域ぐるみで取り組んだ点が評価された。
林会頭は「単なる観光イベントで終わらず、事業者が自らの商売ととらえ積極的にアイデアを出すようになったのは大きな進歩。これからも行政や関係団体、企業と協力して、青森の魅力づくりに努めたい」と話している。
昨年度は弘前商議所が大賞に次ぐ特別賞、八戸商議所が奨励賞を受賞している。
表彰式は、7月4〜6日に盛岡市で開かれる全国商議所観光振興大会で行う。
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