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2013年6月10日(月) 東奥日報 ニュース



■ 青い森鉄道、2期連続で黒字

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 第三セクター・青い森鉄道(本社青森市、小林巧一社長)は10日、同市の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で取締役会を開き、2012年度の事業収支報告などを承認した。12年度は旅客運輸収入が計画値を約7千万円下回ったが、コスト削減に努めるなどした結果、全事業営業利益は前年度比約700万円増の1037万円、当期純利益も前年度並みの354万円と、2期連続で黒字を確保した。県への線路使用料は計画を上回る7395万円を支払った。

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 収益確保による線路使用料の支払いは2期連続で、単年度の支払いとしては過去最高額となった。それでも、本来支払うべき使用料全額には程遠く、12年度も6億円余の減免(公費負担)を県から受けた。

 鉄道事業全体の収入は22億7722万円で、計画より約3400万円のマイナス。普通運賃収入は前年度より若干増えたものの、定期収入は通勤、通学とも前年度を下回った。

 一方、支出はJR東日本への車両使用料の支払額が料金改定で約5千万円減るなどしたため、計画より約4千万円少ない22億6951万円に抑えられた。累積赤字は約3億7千万円で前年度より約350万円減った。

 小林社長は取締役会後の会見で「2年連続の単年度黒字と線路使用料の支払いは何とか達成できたが、旅客運輸収入が計画を下回ったことを重く受け止めたい」と語り、13年度は一層の収入増に努める考えを示した。

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