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【芸能・社会】

ヴァン・ヘイレン 15年ぶり来日公演 5000人熱狂

2013年6月19日 紙面から

名古屋公演で熱唱するヴァン・ヘイレンのボーカルのデイヴィッド・リー・ロス(左)とギターのエドワード・ヴァン・ヘイレン=愛知県体育館で(星野大輔撮影)

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 米の人気ロックバンド、ヴァン・ヘイレンの15年ぶり6回目の来日公演が18日、名古屋市の愛知県体育館でスタートした。

 今回はデビュー当時のメンバーだったボーカル、デイヴィッド・リー・ロス(58)が2007年に再加入して以来、初の来日公演になった。

 79年の日本公演から34年ぶりによみがえった、ギターのエドワード・ヴァン・ヘイレン(58)&デイヴィッドの息の合った熱いコラボレーションに、満員の約5000人のファンが熱狂した。

 同バンドは、昨年2月に通算12枚目のアルバム「ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース」を発売。当初はこれに合わせた日本公演を昨年11月に行う予定だったが、エドワードが大腸憩室炎で入院したため、公演を見送った。

 リベンジ公演にもなった愛知県体育館のステージ。体調も万全となったエドワードは、超人的なギターテクニックをオープニング曲「アンチェインド」から披露。デイヴィッドのパワフルなボーカル、新体操のようなアクロバチックなパフォーマンスを引き立てる、スリリングな演奏で総立ちの客席を沸かせた。デイヴィッドは「ニホンゴがヘタでスイマセン!」などと片言の日本語も披露して沸かせた。同バンドは現在、4人がメンバー。

 ベースはエドワードの長男ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(22)が弾き、親子共演でも楽しませた。ステージはアンコールを含めて全25曲。アルバム「ア・ディファレント〜」の収録曲を中心に、「ユー・リアリー・ガット・ミー」「パナマ」などおなじみのヒット曲も交えて、ラストまで衰え知らずの歌と演奏で突っ走った。

 アンコールラストは、バンドのテーマ曲ともいえる「ジャンプ」で華やかに締めくくった。今回の日本公演は、東京ドーム(21日)、大阪市中央体育館(24、26日)でも開かれる。

 ◆ヴァン・ヘイレン 米カリフォルニア出身。1978年にアルバム「炎の導火線」でデビュー。ザ・キンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」をカバーして世界的な大ヒットに。以後も「ジャンプ」「パナマ」などのヒットを飛ばし、アメリカンロック最強の王者といわれる。

 

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