- 気象・災害
- 2013-06-18 11:07
PM2.5山口県中部で環境基準超の予測 暑さ指数は九州などで厳重警戒
18日午前中の各地のPM2.5測定値は、山口県中部で環境基準(1日平均値35マイクログラム/㎥)を超える予測が発表されている他、近畿、中部、関東などでもやや高い数値が測定されている。
また環境省が発表する暑さ指数は、関東、四国、九州地方などで28℃を超える「厳重警戒」のエリアが見られる。
18日午前8時現在、やや高いPM2.5測定値(速報値)が観測されているのは、三重県四日市市で50マイクログラム/㎥、静岡県湖西市で42マイクログラム/㎥、栃木県真岡市で40マイクログラム/㎥など。
また熱中症対策として環境省が発表する「暑さ指数(WBGT)」については、関東、四国、九州地方などで28℃を超す「厳重警戒」のエリアが散在しており、大都市圏では東京(26.4℃)、名古屋(26.2℃)、福岡(27.2℃)が「警戒」(午前9時現在)となっている。
PM2.5については、国の環境基準である35マイクログラム/㎥を超えた場合、呼吸器系およびアレルギー疾患のある人を対象に、外出時のマスク着用、また帰宅時の目洗い、うがいなどを促している。
PM2.5の1日平均値が70マイクログラム/㎥を超過した場合にはすべての人を対象に、外出や激しい運動を控え、部屋の換気などを最小限にすることなどを呼びかけている。
また「暑さ指数(WBGT)」は人体の熱収支に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標で、労働環境や運動に関する指針となっている。
環境省では熱中症予防情報として暑さ指数を「ほぼ安全」、「注意」、「警戒」、「厳重警戒」、「危険」の5段階に分けて発表している。