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被災地の苗 神奈川の小学生が田植え6月18日 15時43分
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震災の津波で浸水した岩手県大槌町の住宅地で育った稲の種もみが、神奈川県小田原市の小学校に譲り渡され、18日、子どもたちが田植えを行いました。
大槌町では、震災後、津波で浸水した住宅地で稲が育っているのが見つかり、ボランティアグループが「復興米」と名付けて毎年収穫した種もみを育てる取り組みを行っています。
小田原市の酒匂小学校では、市内の学校で教師をしていた女性がボランティアをした縁で、ことし3月に750粒の種もみを譲り受け、苗を育ててきました。
18日は5年生が校庭脇に作られた小さな水田で6人ずつ1列に並び、足首まで水につかりながら20センチほどに育った苗を植えていきました。
苗を植えた男子児童は、「触り心地がよかったです。いろいろな人に分けられるようにたくさん育ってほしいです」と話していました。
酒匂小学校の釼持直子教諭は、「子どもたちは特別なお米を大切に育てたいと思っているので、できるだけたくさん増やし、被災地の人たちともつながっていきたいです」と話していました。
植えられた苗は、順調に育てばことし10月ごろに収穫時期を迎えるということです。
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